グッドデザイン賞を受賞した花火大会として紹介した「NARITA花火大会in印旛沼」(千葉)では、ほかにもユニークな試みが行われている。
地域の小学生が描いた花火イラストをもとに、実際に花火として打ち上げる「花火の教室」がそれ。
面白いのは、なぜ「教室」なのか?
この大会をプロデュースしている「丸玉屋」の花火職人さんが実際に小学校に出向いて、花火の構造や種類、打ち上げ方法といった基礎知識の授業を行い、そのうえで小学生に自分たちで打ち上げたい花火のアイデアを描いてもらい、丸玉屋がスターマインという花火にして本番で打ち上げる。
ちなみに、丸玉屋の本大会担当プロデューサーご自身、同志社大学の大学院でビジネスとしての花火の可能性を学んでおられる真っ最中なんだとか。