クリスマスパーティーといえば、日本では豊かな西洋文化の象徴というイメージだけれど、あのクリスマスクラッカーを発明したのはなんと、日本の花火師なのだ!
明治39(1906)年創業の老舗、ホソヤエンタープライズ(当時は細谷火工)の二代目 故・細谷政夫氏がその人。
発明のきっかけとなったのは浅草蔵前の山懸源七商店から、投げ花といわれていた五色のテープを見せられ、これを花火で現在のクラッカーのように打ち出せるようにしたいと相談されたことなのだそう。
そしてその発明のヒントとなったのは、高等小学校での理科の実験!
完成したクリスマスクラッカーは飛ぶように売れたそうで、理科の実験が、数々の花火大会を手がける現在のホソヤエンタープライズの基盤を築く発明を生み出したのだ。