シリーズ最高傑作に!「琉神マブヤー3(ミーチ)」記者会見で堂々宣言

東京ウォーカー(全国版)

2008年より放送が開始され、沖縄ローカルヒーローとして子どもから大人まで人気の「琉神マブヤー」。そのテレビドラマ4作目となる「琉神マブヤー3(ミーチ)」(琉球放送にて10月1日スタート)の制作発表記者会見が8月8日、沖縄県庁内で行われた。会見には、琉神マブヤー/カナイ役を演じる翁長大輔、龍神ガナシー/ニライ役の末吉功治、凰神カナミー/ナミ役の仲本紫野らキャスト陣と、川端匠志監督ら制作陣が出席。「マブヤーシリーズの最高傑作にする!」と一同が口をそろえた。

同作は、「琉神マブヤー」(2008年10月~12月)、「琉神マブヤー外伝 SO! ウチナー」(2009年10月~2010年1月)、「琉神マブヤー2(ターチ)」(2010年10月~12月)に続くテレビシリーズ第4弾。ニライカナイ(理想郷)からやって来た魂の戦士「琉神マブヤー」が、9つの“マブイストーン”を狙う「悪の軍団マジムン」と、沖縄の平和を懸けて戦いを繰り広げる。最新作のメーンテーマは「ヒーローの再定義」。苦難に直面した琉神マブヤーが、挫折と試練を乗り越えて真のヒーローを目指す物語となっている。

「琉神マブヤー2(ターチ)」に引き続き主人公・カナイを演じる翁長は、「2(ターチ)から数えて2年間、家族よりも長い時間一緒に過ごしている共演者たちとのチームワークを見てもらいたい。今回がシリーズの中でも最高傑作だと言われるように頑張りたい」と意気込みを語った。続いて、ニライ役の末吉は、「マブヤーが挫折を味わい、さらに成長する姿を見てほしい。ガナシーが兄貴の役割としてサポートする姿が、見ている人の元気の要因の1つとなればいい」。また、ナミ役の仲本は、「沖縄から日本全国、世界へと笑顔や夢、感謝の気持ちを届けたい。沖縄に恩返しができるような作品にしたい」と話し、今作品から初登場となる謎の青年・ニフェー役の小橋川よしとは「2(ターチ)までの面白さを残しつつ、新たな風を吹かせたい」と目を輝かせた。

10月29日(土)公開の映画『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』で全国展開を果たす「琉神マブヤー」。一方で、今作品では、これまで以上に沖縄独自の生活文化、歴史、史跡、美しい自然を生かしたロケーションに力を入れるなど“沖縄らしさ”“郷土愛”といった部分も忘れない。これまでロケ地は沖縄本島のみだったが、今回は宮古島ロケを実施し、離島文化や方言も物語に織り交ぜていくという。

マブヤーシリーズの一つの区切りとして位置づけた「-3(ミーチ)」について、プロデューサーの瀬川辰彦氏は「東日本大震災により沈んだ日本全体を少しでも元気づけられるような作品にしたい。ヒーローにも試練を与え、それを乗り越えて生まれる『ひたむきさ』『力強さ』『あきらめない心』を届けられる“真のヒーロー”を作りたい」と力強く語った。映画化、各県でのテレビシリーズ放映、そして10月12日(水)よりこれまでのマブヤーシリーズのDVDが全国で発売・レンタルされることも決定。沖縄発のローカルヒーロー「琉神マブヤー」の快進撃はまだまだ続きそうだ。【東京ウォーカー】

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