フランス・パリで毎年開催され、ことしで14回目を迎える「サロン・デュ・ショコラ」。世界各国からチョコレートの職人たちが集まり、自慢の新作を披露する、いわばショコラの祭典。日本では、2003年以降、東京・伊勢丹本店で毎年開催され、新聞、テレビ、雑誌などに取り上げられ大きな反響を呼んでいる。
そして、ついにことし、話題の「サロン・デュ・ショコラ」が岩田屋本店(福岡県福岡市)で、1/28(水)〜2/2(日)に開催が決定。フランス、ベルギー、オーストリア、スイス、アメリカ、イギリス、イタリア、ルクセンブルクなど、世界各国の有名ブランドや、この時期しか手に入らない直輸入のショコラが勢ぞろいする。
ショコラ界の巨匠で岩田屋にも店舗を構える「ジャン=ポール・エヴァン」をはじめ、コンフィチュールの妖精と称される「メゾン・フェルベール」、ナポレオンの時代から愛され続けているフランスの老舗「マゼ」ほか、「ピエール・マルコリーニ」「ドゥ バイヨル」「アルノー・ラエール」「ベルナシオン」など、錚々たる世界屈指の名店がラインアップ。
ほかにも、MOFの称号をもったスターショコラティエが来福し、目の前でパフォーマンスを演じたり、トークショーなどのイベントも用意されている。また、約20種類のショコラから好きな2粒を、ドリンクとともに楽しめる「ショコラバー」を会場内に併設。本物をじっくり味わってから購入できるという、買う側にとってはうれしい企画も登場する。
不況といわれ、財布のひもが固くなっている昨今、なかなか高級チョコには手が出せないのが現状。でも、1年に一度、チョコレート市場が活気づく“ハレの日”のイベントくらい、大好きな本命の彼に、頑張っている自分のご褒美に、仲良しの友達に、お世話になった両親に、心のこもったチョコを贈りましょう。【九州ウォーカー/飯尾 賢】