高さ35mm、横幅70mm、厚さはわずか15mmという超小型ボディでありながら、写真と動画の撮影ができ、USBメモリとしても使える新感覚トイデジタルカメラ「Sominin」(2980円)。スマートフォンや他のデジタルカメラとは一線を画す本商品の具体的な特徴を、実際に使いながら検証してみた。
まず「Sominin」の最大の特徴は、歪みやピンぼけ、ハイキーなど、偶然によって生み出される独特の写真を楽しむために作られた“トイカメラ”であること。なので、鮮明な画像を追求した他のデジタルカメラとはひと味違う、味わいのある写真が楽しめるようになっている。ちなみに、撮った画像はその場ではチェックできないものの、それがかえってフィルムカメラの感覚に通じ、どんな写真が撮れているのかパソコンに接続するまでわからない、ドキドキ感を楽しむこともできる。さらに、動画撮影機能も付いているので、トイカメラならではの色彩や歪みを活かした、映像作品を撮ることもできるのだ!
本商品を取り扱うTOKYO TRADINGに開発コンセプトを聞いてみると、「ちょっとした遊び心とドキドキ感を持って、気軽に静止画と音声付き動画を楽しんでいただけるツールとして開発しました。カメラ本体にUSBコネクターが内蔵されているので、パソコンに直接つないでデータを転送することが可能ですし、電池交換の必要がないのも特徴です」と話してくれた。
あまりにも小さいため、手の大きい人には若干使いにくいかもしれないが、慣れれば普通のデジタルカメラ以上に小回りがきき、色々と面白い写真や動画を撮影することができる。重さも24gしかないので、常にポケットに入れて持ち運んでおけば、思いがけないベストショットが撮れるかも!【東京ウォーカー】