埼玉県鷲宮神社に「らき☆すた」ファンが大挙! 今年は女装コスプレコンテストも開催

東京ウォーカー(全国版)

9月4日(日)、埼玉県久喜市の鷲宮地区・鷲宮神社通りで「第29回土師祭」が開催され、アニメ「らき☆すた」の舞台となった同所には全国からアニメファンが集結。女装したコスプレイヤーたちが“美しさ”と“痛さ”を競う、今年初開催の「わしのみやMISSコン」など、他にはないユニークなイベントが目白押しで、ファンと地元の人たち約7万2千人が盛り上がっていた。

鷲宮神社通りで実施される「らき☆すた」神輿は、今年で4回目。昨年は7万人が熱狂し、アニメキャラクターになりきった600人を超えるコスプレイヤーたちが押しかけた。そこで、土師祭実行委員会は今年、女装(男性)限定のコンテスト「わしのみやMISSコン」を初めて開催し、イベントをさらに盛り上げることに。フリルだらけのドレスを着た女装レイヤーや、袴を着た巫女風女装レイヤーなど、エントリーした11人が、自らの美しさと痛さ、パフォーマンス力を披露し、大勢の観客から拍手喝采を受けていた。

ステージでは、コスプレイヤーに人気のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の暁美(あけみ)ほむらに粉した男性が「こんな女装コンテストを開いていただけて嬉しい」と喜び、鍋の蓋で作ったという小道具とミニスカ姿を披露。「メイド喫茶に通う内に、自分もメイド服が着てみたいと思うようになり、女装するようになりました」と、女装コスの経緯を語った。

また、女性顔負けのメイクで登場した、「マクロスフロンティア」シェリル・ノームのレイヤーは、埼玉県議会の議員からも「GOOD!」と声をかけられ、最終的にグランプリを受賞。友達に誘われてコスプレに挑戦したそうで、「受賞は運だと思うけど嬉しい」と、笑顔で答えた。一方、「これは絵にならない」という人に贈られる“痛かった人”グランプリに選ばれた「らき☆すた」キャラの柊つかさコスの男性は、「嬉しさ半分」と苦笑い。しかし、「会場に駆けつけている両親に喜びを伝えたい」と話し、会場から大きな笑いを誘っていた。

ちなみに、同祭では、ヲタ芸のショー「WOTAKOIソーラン」なども開催。神輿にも見物客が群がり、鷲宮は異様な熱気に包まれた。【東京ウォーカー】

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