フジテレビの震災復興支援プロジェクト「めざましフードエイド」の第4弾として、宮城県水産加工品品評会で「農林水産大臣賞」を受賞した、さんまの昆布巻き「リアスの詩」が、9月9日(金)から販売される。
「めざましフードエイド」は、フジテレビ系の朝の情報番組「めざましテレビ」が展開する、東日本大震災の支援プロジェクト「めざましエイド」の一環。被災地の名産品を使用した商品を取り扱っており、これまで、宮城県石巻市の「希望の缶詰」、岩手県宮古市の「希望の煎餅」、宮城県石巻市の「希望のかつおぶし」を販売してきた。
「リアスの詩」は、宮城・牡鹿郡女川町に店舗と工場を構えていたマルキチ阿部商店が製造する、女川産のさんまと三陸産の昆布を使用した昆布巻き。東日本大震災で工場が全壊したものの、全従業員は無事に避難し、流された「リアスの詩」の看板は瓦礫の中から発見され、高台で津波から逃れたさんまと昆布も無事だった。そんな3つの幸運と、商品を心待ちにするお客さんの声に導かれ、社長と従業員はこの「リアスの詩」で再起を決意。そんな従業員の姿に共感した「めざましフードエイド」が協力し、今回の企画が実現した。
まずは9月9日(金)と10日(土)に、フジテレビ本社7階に店舗を構える、日本全国の物産品を集めた物産館「お台場めざマルシェ」で店頭直売会を実施。同時に「お台場めざマルシェ」のホームページ上での販売もスタートする。
石巻市の工場を間借りして作業しているマルキチ阿部商店のスタッフが、1本1本手で作っている「リアスの詩」。新モノのさんまと昆布を味わって、復興に向かうスタッフたちの力強い歩みを後押ししよう。【東京ウォーカー】