F1ドライバー小林可夢偉選手は、10/9(日)三重県・鈴鹿サーキットで開催される「F1 日本グランプリレース」に、被災地の子供たちを招待すると発表した。
可夢偉選手から招待されたのは、福島県南相馬市を中心に活躍する少女合唱団「MJC アンサンブル」(http://profile.ameba.jp/mjc-ensemble/)のメンバーとその家族と関係者約60名だ。
東日本大震災以降、各地からさまざまな支援を受けていることへの感謝の気持ちを込めて、多くのイベントへ出演してきたMJCアンサンブル。彼女達の「世界に向けてがんばっている姿を見せたい、感謝を表したい」という願いと、「被災地の子どもたちにF1を見てもらいたい、世界に日本の元気を届けたい」という可夢偉選手との気持ちがつながり、この招待プランが実現した。
「このたび南相馬市の子どもたちにF1を見てもらうとともに、決勝前の国家斉唱を彼女達に歌ってもらうことにしました。当初は多くの被災者に来てもらおうと考えていましたが、F1興行の代表バーニー・エクレストンさんが3000人もの被災者を招待してくれるという素晴らしいプランを実現してくれたので、僕は日本人ドライバーとして、被災地の子どもたちの歌を世界に届けることで、世界への感謝の気持ちと日本の元気と力を伝えたいと思います」と可夢偉選手は語る。
可夢偉応援席でF1観戦をすると共に、決勝前に行われるセレモニーで国家を歌うMJCアンサンブルの歌声は、国際放送で約160カ国にて放送される。10/9(日)に、世界への感謝と東北の元気を込めた彼女たちの歌が、世界中に響き渡る!
【関西ウォーカー編集部/金山友香】
主催:小林可夢偉
協力:観光庁、一般社団法人 RE-BORN47、株式会社モビリティランド