「お笑いから逃げたくない」と松本人志が新コント番組への意気込みを語る

東京ウォーカー(全国版)

11月5日(土)より毎月第1土曜にNHKで放送されることが決定した「松本人志のコントMHK」。初回は相方の浜田雅功さんも出演し、ダウンタウンで10年ぶりにコントを披露するという。10月7日(金)には初回に放送するコントの1つが収録され、収録後に臨んだ会見で、松本さんは「お笑いから逃げたくないんです」と、コントにかける思いを真摯に語った。

「松本人志のコントMHK」は、松本さんが作・構成を手掛ける29分のコント番組。この日、「オリエント特急殺人事件」という題材のコントを収録した松本さんは、コント内のキャラクター・探偵に扮して報道陣の前に登場し、「思ったより良い調子」と笑顔で語った。

今回、松本さんは、NHKから同コント番組の打診を受けた際に「断ることは考えなかった」という。それは「お笑いに関しては、常に攻撃の姿勢でいたいと思ってまして。こういう話を断って『逃げている』と思われるのが嫌だから」と、オファーを断らなかった理由を述べた。さらに、「今回の番組にも“被りもの”や“シリーズもの”はありますが、シリーズものって実は作る側は楽なので、『楽してる』と思われないようにバランスを考えながらやっていきたい」と熱く語る松本さんは、終始、真面目な表情で意気込みを話した。

また、既に撮り終えている浜田雅功さんとのコントに関しては、「ほんとは浜田とやることは考えてなかったんですが、ストーリーに合うなと思ったので、わざと共演を避けるのもな、と思って。タイミング的なものもあって、初回一発目のコントになりましたけど、やる直前に『大変なことになったな』『怖いことしてるな』と実感が湧いてきました。できれば、今後の共演は避けたいですね」と笑った。

ちなみに、同日撮影されたコント「オリエント特急殺人事件」は、異国の寝台特急の中で起こる事件を描いたもの。あき竹城さんが演じる貴婦人や、六平直政さんが演じる車掌、パンツェッタ・ジローラモさんが演じるアラブの宝石商などが登場する。こだわり満載の松本ワールドを是非チェックしてみて。【東京ウォーカー】

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