10月20日(木)、東京のサンケイビル前(千代田区大手町)で、妻が夫への感謝やねぎらいの言葉を叫ぶイベント「大手町の中心でねぎらいを叫ぶ」(通称:ネギチュー)が開催された。シャイな人が多いといわれる日本人だが、この日、都心にはたくさんの愛の言葉がこだました。
このイベントを主催したのは、日本愛妻家協会。本部は群馬県の嬬恋村にあり、毎年9月に同村で開催されている「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」(通称:キャベチュー)では、「君が先に亡くなっても、僕は再婚はしないよー!」「早く帰ってきてくれー!」(妻が単身赴任中の男性の叫び)など、心に響く名言が男性から飛び出し、人々の心を温めている。
そして同日行われたネギチューでは、逆バージョンとして“妻が夫に対し”絶叫し、日頃言えない感謝や愛情の気持ちを告白。なかなか素直に「愛してる」と言えない日本人だが、この日は多くの妻が欧米化(!?)。「いつも家事を7:3の割合で手伝ってくれてありがとー!」というユニークなコメントや、「頑張って子作りしましょー!」などという大胆な発言も飛び出し、会場は盛り上がった。
ちなみに、キャベチューを行っている嬬恋村役場の観光商工課長・下谷彰一さんは「このような活動を通じて、少しでも世の中の家庭が幸せになれば良いと思っています」とニッコリ。日本愛妻家協会の山名清隆さんや、イベントの趣旨に賛同し、協賛したサントリーのビール事業部課長・安達考俊さんらも「身近な人に感謝とねぎらいをかけるのは良いことですね」と笑顔を見せた。普段、愛する人に愛を伝えられていない人は、この機会に、家でも愛を叫んでみては?(※ご近所に迷惑にならない程度に) 【東京ウォーカー】