10/21(金)、大阪の梅田スカイビルでNTTドコモ「2011冬春モデル新商品/新サービス説明会」が開催された。会場にはタッチ&トライブースも併設され、19日に発表されたばかりの、世界発Android(アンドロイド)4.0搭載Galaxy Nexus(ギャラクシー ネクサス)が日本で初めて報道陣の前に登場。とくに、今回の東京の発表会では実機が触れなかったGalaxy Nexusが展示され、多くの報道陣の関心を集めた。
今回、ドコモはスマートフォン14機種、ドコモタブレット1機種、iモードケータイ8機種、フォトパネル1機種の計24機種という豪華ラインナップ。スマートフォンは先進的で可能性が広がる「NEXT series」と、親しみやすさを強調した「with series」の二つのシリーズが用意された。
NEXT seriesは全7機種。そのうち「GALAXY SⅡ LTE」(サムスン)「MEDIAS LTE」(NEC)、「optimus LTE」(LG)、「ARROWS X LTE」(富士通)の4機種が次世代高速通信「Xi(クロッシィ)」に対応、受信時最大75Mbpsの高速通信を実現。ドコモのフラグシップ機といえる位置づけだ。
with seriesも思わず手に取ってみたくなる7機種が勢ぞろい。ケータイでも人気が高かったQ-pot.とのコラボモデル「Q-pot. PHON」はまるでチョコレートのような見た目がとてもスイートでおしゃれ。本体に合わせたオリジナルチャージャーも出る。
Q-pot.PHON以外にもコンパクトでカワイイ「ARROWS Kiss」やポップティーンとのコラボモデルの「F-03D Girl’s」など「ガールズケータイ」と名付けられた女性向けのモデルがずらり。「P-01D」はコンパクトで手になじみやすく、ポップなカラーが魅力だ。
今シーズンのモデルでは家電との連携を強化したモデルも目立つ。「MEDIAS LTE」は、カシオのG-ショックと連携。G-SHOCKに電話やメールの着信をお知らせしたり、置き忘れたときにはG-ショックから呼び出せるなど、Bluetoothを利用した先進的な機能は注目だ。
「AQUOS PHON」はAV機器との連携が楽しい。スマホで撮影した写真を、スワイプ一つでテレビに転送したり、ハードディスクに録画した動画や録画中の番組をスマホで見たり、スマホを小さなテレビとして活用できる。これでチャンネル争いも解消だ。
ソニー・エリクソンから登場した「Xperia Play」は、ゲーム好きならぜひほしい1台。PlayStationのキーパッドを搭載、初代PlayStationのゲームが楽しめる。キーパッドはスマートフォンのボタンとしても使え、操作性も抜群。ゲームは5タイトルがプリインストールされ、PlayStation storeからのダウンロードも可能。
また、料金プランもXiスマートフォン向けの新パケット定額サービスや、音声通話がドコモ同士なら1480円でかけ放題など、新たなプランが登場、使いやすさを増した。さらに、iモードで培ったコンテンツを生かした「dmenu」やビデオ、音楽、電子書籍、アプリが購入できる「d market」といった新サービスも提供され、スマホライフがますます充実しそうだ。
今回発表された端末は11月より順次発売予定。梅田、京都、神戸の各スマートフォンラウンジでも先行展示されることになっているので、まずは実機に触れて、その魅力を確かめてみよう!
【関西ウォーカー連載「関西ITなう。」担当/ライター鳴川和代】