山田親太朗はカタカナ読めず?『琉神マブヤー』沖縄プレミアで監督が仰天暴露

東京ウォーカー(全国版)

2008年のテレビ放映から3年、沖縄が生んだヒーローとして、今や沖縄だけでなく全国で“マブヤー旋風”を巻き起こしている「琉神マブヤー」がついに映画化。10月29日(土)の沖縄先行公開に先駆けて本日23日、「琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ」の沖縄プレミア上映が、沖縄県那覇市おもろまちの「シネマQ」にて行われた。上映後の舞台あいさつには、主演の山田親太朗(ウルマ/琉神マブヤー役)とISSA(サイオン/龍神ガナシー役)、佐野智樹監督の3人が登壇。琉神マブヤーやハブデービル、マングーチュらも駆け付け、終始にぎやかな雰囲気で行われた。

最初にあいさつに立った山田は、「大人気のテレビ版から映画になったので(自分が主演を務められるか)心配でしたが、楽しんでもらえましたか? 今日は上映されるまで本当にドキドキで、朝5時からISSAさんと映画を見始めて寝たのが7時ぐらい。それからずっと(テンション)上がりっぱなしです!」と話すと、家族連れで超満員の会場からマブヤーファンの子どもたちの歓声が響いた。

続いてあいさつしたのは龍神ガナシー役のISSA。「みんなで魂を込めて作った映画なので、これからどんどん、いろんなところで観ていただけるとありがたいです」と感慨深げにコメント。その後、MCから自身が大のマブヤーファンということが明かされると、「マブヤーシリーズは最初から見ていて、絶対映画化されると思っていました。『すぐ殺される役でもいいから出してくれ!』と言い続けていたんですが、ガナシーになっちゃいました(笑)」と満面の笑みを見せ、ガナシーのテーマ曲を担当したことについても「ガナシーの登場シーンで自分の声で曲が流れてきて、それが最高でした!」と、憧れのヒーローを演じたことを満足そうに語っていた。

また、佐野智樹監督は、人気作品の映画化に当たり、「テレビシリーズの持つ、ゆっくりとしたおおらかさや、沖縄のにおいや風を映画でもちゃんと残すように気をつけました。ですが、プレッシャーは全然感じませんでした。この企画が始まった時に(テレビ版を)DVDで観させて頂いたんですが、面白かったですね。(映画版でも)これを沖縄で、沖縄の俳優さんでやれれば、間違いなく面白くなるなという思いが最初からありました」と本作への自信をうかがわせた。

その後、トークタイムでは「偶然、テレビ版でマブヤーを演じる翁長大輔が山田の小学校の同級生で、映画版の主演が決まってから『あとは頼む』と言われた」(山田)、「撮影中はみんなで肉ばかり食べていたのでひとり4kgぐらい太ってしまい、必死に戦っていた(笑)」(ISSA)など、主演の2人が撮影中のエピソードを披露。続けて監督が「親太朗には『読めない漢字があったら聞きなさい』と言ったら、カタカナも読めないことが分かって…(笑)」と話すと、山田が「カタカナは読めます!」と慌てて反論。超満員の客席の笑いを誘う一幕もあり、出演者、スタッフの仲の良さを感じさせた。

最後に、佐野監督が「今日は初日でドキドキしていましたけど、とにかく出演者が本当によく頑張ってくれたので、楽しく(撮影が)できました。みんなも(公開を)喜んでくれていると思います! 本公開まで1週間ありますが、皆さんどうぞよろしくお願いします!」と締めくくると、地元・沖縄のマブヤーファンから大きな拍手と歓声が送られ、改めてマブヤー人気の高さを伺わせた。【東京ウォーカー】

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