本の外側に出す「しおり」発売、リボン素材で揺れ&立体感も

東京ウォーカー(全国版)

花束や贈り物などを華やかに彩るラッピングの代表アイテム“リボン”を使ったおしゃれなアイテムが、セメントプロデュースデザインから登場した。10月29日から「CEMENT ONLINE STORE」や全国のセレクトショップで発売されている「SEE OH! Ribbon」(各1260円/3種類)だ。

これは、普段ラッピングなどで目にするリボン素材で作った“しおり”。福井県にあるリボンメーカーの協力の下、日本各地に根ざすモノづくりの専門家との取り組み「僕らの地域産業協業活動」プロジェクトによって誕生したアイテムだ。

“しおり”といえば、読んでいる本の内側に挟んで使うのが一般的だが、この「SEE OH! Ribbon」は、アイテム上部を内側に挟み、花や鳥、ジュエリーなどをモチーフにしたデザイン部分を本の外側に出すのが特徴。“飾り付け”として使われるリボンの要素を合わせることで、本やそれを読んでいる人、読み終わった本を収める本棚までおしゃれに演出してくれるアイテムに生まれ変わった。

「みなさんに楽しんでもらえる生活商品を作り、『リボンを通じて人々の生活を楽しく!』という思いから開発がスタートしました」と話すのは、PR担当の上諸さん。しかし、“リボン”といっても素材や加工法、サイズなど多種多様で、そのまま加工して新しい商品を作るには越えなければいけないハードルがたくさんあったとか。そんな商品を作り出す難しさを感じながら、メーカーと何度も話し合った末、144mm幅の一番広いサイズのリボンを採用。“揺れ感”や立体感を出すために何度も何度も修正を重ね、ようやく商品化にこぎつけたという。

普段、包装素材として使われているリボンが、しおりというアイテムに生まれ変わったことで、新たな用途が生まれる。そんなモノづくりを進めるセメントから登場した「SEE OH! Ribbon」。読書が好きな人はもちろん、ポーチや雑貨に付ければおしゃれなアクセントとしてもおすすめなので、好みのデザインを見付けてあなただけの使い方で楽しんでみて。【東京ウォーカー】

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