あの「博多ぶらぶら」がプロレスデビュー!

九州ウォーカー

「筋肉山笠」「熱湯筋肉」「筋肉放生夜」これらの暑苦しい名称、何だと思います?

これらすべて、九州発のプロレス新団体「九州プロレス」の大会名。7/6に西鉄ホールで行われた旗揚げ興行「筋肉山笠」を満員大盛況の内に終えた同団体の、第二弾興行が9/28(日)の「筋肉放生夜」。花形レスラー兼代表の筑前りょう太さん(35)に、次回興行に向けての意気込みを含め、インタビューを敢行!

―7/6の旗揚げ戦はいかがでしたか?

1週間前にはチケットが完売し、会場は満員御礼! 盛り上がりましたね。九州発信のプロレス新文化のスタートとしては大成功でした。会場に来られなかった人に『残念やったね〜、いいもんを見逃してしもうたね〜』って、言える大会になりました

―そもそも九州でプロレス団体を旗揚げしようと思ったのは、なぜ?

10年前にメキシコでプロレス修行をしてたんですが、メキシコ人って自分達の国がみんな大好きなんです。郷土への愛情が元気の源になるのって素晴らしい事だなと思って、自分も将来、故郷である福岡でプロレスを通して地元を元気にできればと思いました

"プロレスで九州を元気に"と謳う団体だけに、九州プロレスはレスラーも試合内容もこれでもかと言うほどの九州尽くし。普通のレスラーが使えばただのラリアットなのが、筑前さんが使えば「がつんといくばい」という技に早変わり。ほかにも筑前さんの得意技には「とぶばい」「まわるばい」「かつぐばい」と博多弁が並ぶ。所属レスラーも「阿蘇山」に「桜島」、「めんたい☆キッド」と九州の名所・名物を名乗った面々ぞろいだ。

―九州プロレスが目指すものは?

一部のコアなプロレスファンに向けてではなく、老若男女、九州の人なら誰でも楽しめるプロレスにしたいです。力道山先生の時代のプロレスや吉本新喜劇のような"変わらない楽しさ"を浸透させていきたいですね

―9/28(日)にはアクロス福岡で第二弾興行「筋肉放生夜」が控えています

前回の会場よりひと回り大きくなります。常々"満員のお客さんこそが最大の演出効果"だと思っているので、今回も会場をお客さんで埋め尽くしたいですね。見どころは左衛門さん(※1)公認の新人レスラー『博多ぶらぶら』のデビュー戦。ちなみに私も前回同様、東雲堂さん(※2)公認『にわかせんぺい』のコスチュームで戦いますよ

―最後にみなさんにメッセージを

観に来てくれたら確実に元気にしちゃるけん、筋肉放生夜ば見に来んね! 8月はイベントにもたくさん出るけん、近くの人はそっちも見に来ちゃり!

【九州ウォーカー/近藤耕平】

※1=「博多ぶらぶら」でおなじみ、1929(昭和4年)創業の老舗菓子メーカー

※2=同じく「にわかせんぺい」でおなじみ、福岡を代表する菓子メーカー

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