今季よりbjリーグ(プロバスケットボールリーグ)に参戦している新チーム、横浜ビー・コルセアーズ。10試合を終えて現在4勝6敗で10チーム中8位だが、2戦目で2季連続王者に勝利するなど期待を感じさせる戦いを見せている。また、負けた5試合のうち4試合は6点差以内での敗戦。こうした均衡したゲームをとれるようになれば、上位にいくチャンスはある。
次戦11/22(火)・23(祝)に行われるホームでの信州ブレイブウォリアーズ戦に向け、試合で見つけた課題克服に励んでいるチームだが、11/10にはプレスに向けて練習を公開した。
レジー・ゲーリーヘッドコーチは「何が悪いのかはわかっている。2ポイント、3ポイントシュートを相手よりも決め、リバウンドも多くとっているのに勝てていない試合がある。フリースローをはずしたりターンオーバー(オフェンス側のミスで、攻撃権が入れ替わること)といったミスが響いているので、そこを修正していきたい」とチームの課題についてコメント。
司令塔としてチームを引っ張る山田謙治も「フリースローやターンオーバーといったところで、均衡した試合を落としているので、そこを修正したい。ゴール下のシュートミスもなくさないといけない」と振り返り、次の信州ブレイブウォリアーズ戦に向けて「次はホームだし、2連勝しないと! 11・12月の試合は、均衡したクロスゲームをとっていきたい」と意気込みを語った。
キャプテンの蒲谷正之は、ケガで欠場が続いているが、「『ケガをしている時にしか学べないことがある』というコーチのアドバイスもあって、いまだからこそ学べることがあると感じている。プレー中には気付かなかった、試合の“流れ”などが見えるようになった。焦らず、しっかり治して戻りたい」とケガをプラスにとらえて、復帰を目指している。
勝率5割に戻すためにも、まずは11/22(火)・23(祝)のホームでの長野戦は連勝したい。【横浜ウォーカー】