今年はどの声優に栄冠が? 第6回声優アワードの一般投票スタート

東京ウォーカー(全国版)

2006年に創設され、今年で6回目となる声優業界最大の顕彰式・声優アワードの開催が11月1日に公表された。声優アワードとは、その年度に最も印象に残った声優や作品を対象に、その業績を称える本格的なアワードだ。声優を表彰するものとして、業界最大の舞台を提供し、声優の地位向上に寄与することを目的としている。

声優アワードの表彰は、第一群、第二群の2カテゴリーから成る。第一群は声優ファンからの一般投票と業界関係者の投票から選考され、第二群は実行委員会により推挙される。今まさに旬な声優から、長きにわたって業界を支えてきた声優まで、一堂に会する唯一の顕彰式と言えよう。

第6回を迎える今回は、新生アワードとして、今まで発表されなかった選考委員の公表、授賞式の内容など、大きく変化を遂げている。今までベールに包まれていた選考委員の名前が公に発表されるということで、どのような業界人が選考に参加しているのか一目瞭然となった。また、全ての受賞者が明らかになるのは、秋葉原で行われていた授賞式だったが、今年は公式サイト上で発表された翌日に、授賞パーティーとして文化放送社屋内「メディアプラスホール」で行われることになった。授賞パーティーの様子は「文化放送インターネットラジオ『超!A&G+』」で生中継されることも決定している。

さらに、毎年新賞が設立されているが、今年は「最多得票賞」になった。本賞はファンの一般投票でカテゴリーを問わず、最多得票数を集めた声優に贈られる。過去の声優アワードで一般投票のみで決まる賞は存在しなかったが、本賞は初めてファンの声がストレートに響く賞になる。そういう意味でも画期的な賞と言えるだろう

気になる一般投票部門は、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人男優賞、新人女優賞、歌唱賞、パーソナリティ賞の全8部門になっている。投票サイトは4サイト用意され、1人1サイトにつき1回のみ投票が可能だ。投票は既に始まっており、11月30日(水)まで受け付ける。

また、毎年併催されている「新人発掘オーディション」も11月16日より応募受付を開始、応募要項は声優アワード公式サイトに掲出されているので、声優志望の方は要チェックだ。

注目情報