日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』(58)や、同じく日本初の連続テレビアニメ「鉄腕アトム」の制作スタジオがあることから“日本アニメ発祥の地”と言われている東京都練馬区。そんな練馬区が、東映アニメーションやキンダー・フィルムなど、区内のアニメ関連会社と共に実施している恒例企画「練馬アニメカーニバル」が、今年も11月19日(土)・20日(日)の2日間、としまえんで開催中だ。
今年の「練馬アニメカーニバル2011」は“アニメを日本復興の力に!”がテーマになっていて、例年以上に個性的なイベントが充実している。たとえば、ライブステージだけを見ても、アニソン界の帝王・水木一郎によるアニソンライブや「スイートプリキュア♪」によるキャラクターショー、さらには被災地・石巻の復興のために戦うご当地ヒーロー・シージェッター海斗のライブショーなど、迫力のパフォーマンスが満載!
ほかにも「文化庁メディア芸術祭」や「アヌシー国際映画祭」の受賞作品のなかから選りすぐりの優秀作を集めた特別上映会や、「機関車トーマス」「こまねこ」の生アフレコなど、バラエティに富んだイベントが楽しめるようになっている。
そんななかで最も盛り上がるのが、クールジャパンの花形でもあるコスプレイベントだ。19日はあいにくの大雨にもかかわらず、会場には大勢のレイヤーが駆け付け、このアニメの祭典を盛大に盛り上げてくれた。アニメファンはもちろん、ちょっと変わったイベントをのぞいてみたいという人にも楽しめる「練馬アニメカーニバル2011」。20日(日)も面白イベント満載なので、興味を持たれた方は是非参加してみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】