沖縄を拠点に活動するPLANNING OFFICE Codaと株式会社DMFは、ことし8月に発表した世界初のアンドロイド用アプリ「琉球ミュージックペーパー」の新バージョンを12月23日(金)に発表。今回は“琉球スピリチュアルドラゴンシリーズ”と銘打ち、琉球サウンドと9つの龍をモチーフにした九龍神アートを全9種類リリースする。全部集めると、1年間ドラゴンのご利益が得られるという縁起物としても人気を呼びそうだ。
「琉球ミュージックペーパー」は、沖縄カルチャーをwebマガジンを通して発信するPLANNING OFFICE Codaと、携帯電話やアパレルなどさまざまな分野のデザインを手掛ける株式会社DMFが進めるプロジェクト。アンドロイドのスマートフォンのデフォルト機能として備わっている「ライブ壁紙」機能を使い、テクノやヒーリングミュージックにアレンジされた琉球音楽と、琉球をモチーフにしたグラフィックを合わせたもので、“世界初”の商品化となる。「KOISHI KAGANCHI」に合わせて2つの龍が舞い踊る「2 Dragons-RYUKYU LOVERS」、イルカが「Ryukyu Techno」に合わせて踊る「Dolphin-Ryukyu Techno」など7作品を8月末に発表した。それぞれに「癒やし」や「恋愛成就」などのご利益効果が期待できるというのも特徴的だ。
12月23日に発表されるのは、2012年の干支である「龍」にちなんだ9つのバージョン。23日の発表に続き、毎週1作品ずつリリースしていく予定だ。「9つ」にこだわったのは、統計学と易学によって導き出された「九龍神」がモチーフになっているため。生まれた日の龍神を手にすることで、その運気がさらに高まると言われていることもあり、こちらも自分の誕生日に該当する「龍」を入手すれば、運気アップのご利益がもたらされるとされる。
最初にリリースされるのは「Bluesky Dragon-DRAGON PJ」。蒼龍神普賢菩薩が舞うグラフィックで、5日、14日、23日の誕生日に該当する人に「心身の浄化」「変革の力」「自由精神」のご利益がもたらされるとされている。音楽は、琉球民謡をベースにテクノ・ラテンをミックスした「ネオ琉球サウンド」。KACIMBA TAROによるオリジナルの楽曲「Dragon of the sky」「Stairs of the dragon」「Thunder of Ryukyu」の3曲が、それぞれの龍神を呼び醒ます。
沖縄は琉球王国の時代より「龍」によって守られていた。さらに、2012年は「龍」年。龍の年となる2012年に向けて、龍の国・沖縄発という、まさに“龍尽くし”の新コンテンツ。スマートフォンユーザーが増える昨今、新たな“縁起ものアプリ”としてこれから注目を集めそうだ。【東京ウォーカー】