元日の夜明けのみの一大イベント、初日の出。最近は登山ブームもあり、ご来光登山はますます注目を集めている。中でも、高尾山(東京・八王子)は4万人が押し掛け、もはや聖地化している場所なのだが、今回は高尾山以外で、都内からアクセス抜群のご来光登山ベスト3を発表! 美しい日の出に感動しよう。
■山頂からは新宿の高層ビル群が見える!「御岳山」(東京・青梅)
御岳山は標高929mの山で、関東随一の霊山としても知られている。起源前90年に創建された山頂の武蔵御嶽神社は、戦国武将がご利益を授かろうと足しげく通ったという言い伝えが。日の出予想時刻は6:50だ。新宿駅からJR中央線・青梅線で御嶽駅へ行き、西東京バスに約10分乗ってケーブル下へ、そこから徒歩すぐの滝本駅に行き、ケーブルカー、リフトに乗る。
■晴れれば江ノ島や房総半島まで一望できる!「大山」(神奈川県・伊勢原)
大山は標高1252m。ケーブルカーで700mの中腹にある大山阿夫利(あふり)神社まで登れる。そこから山頂までは約90~120分あるが、登山の途中、阿夫利神社で初詣するのもおすすめだ。日の出予想時刻は6:45。新宿駅からは、小田急線で伊勢原駅に行き、神奈川中央交通バスで大山ケーブルへ(約30分)。そこから15分歩いて大山ケーブル駅に行き、ケーブルカーで阿夫利神社へ行こう。
■富士山を望める!「金時山」(神奈川県・箱根町)
金時山は神奈川と静岡の県境にあり、金太郎伝説発祥の山。標高1213mで、山頂からは初日の出の他、朝日に染まる絶景の富士山を望める。日の出予想時刻は6:50。最寄駅への終夜運転がないので、終電&終バスで現地を目指して。アクセスは、新宿駅から小田急線・箱根登山鉄道で箱根湯本駅へ。箱根登山バスに約40分乗り、仙石から徒歩約2時間40分で山頂たどり着く。
寒さ対策&混雑を回避して、あなたも黄金色に輝く初日の出を拝んでみては?【詳細は東京ウォーカー12月20日発売号に掲載】