2011年6月に世界遺産(文化遺産)に認定された岩手の平泉をはじめ、東北には世界に誇れるものがたくさんある。1月15日(日)放送の「世界に負けない!東北遺産の旅」(宮城テレビ放送制作)では、そんな東北のすばらしい逸品、名勝を“東北遺産”として認定! そこで、番組内で紹介される、“世界に紹介したい東北遺産”の数々を一足先に紹介!
■世界遺産に認定された歴史ある「平泉中尊寺」(岩手)
奥州藤原氏三代ゆかりの寺として知られ、世界遺産(文化遺産)に認定された岩手の中尊寺。平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂(こんじきどう)など、多くの文化財を有する。豪華な金色堂はもちろん、この季節は雪化粧が施され、荘厳な雰囲気をかもし出す景色にも注目だ。
■まるで水墨画の世界!日本百景の一つ「猊鼻渓(げいびけい)」(岩手)
1923年10月に、岩手県で初めて国の名勝に指定された猊鼻渓は、砂鉄川が石灰岩を浸食してできた約2kmの渓谷。四季ごとにそれぞれの美しさがあり、雪をまとった冬の姿はまるで水墨画のような美しさだ。さらに、名物「運玉投げ」にも注目。<運・福・寿・縁・願・愛・恋>の7種類の文字が書かれた素焼きの玉に願いを込め、「大猊鼻渓」の穴に目掛けて投げ、入れば願いがかなうと言われる。
■地産食材を使った地域限定の「東北スイーツ」(岩手・宮城)
岩手の平泉限定で、金色堂をイメージして作られた「きんいろあんぱん」が話題。平泉だけで生産される“幻の小麦”「コユキコムギ」を使用し、全国から注文が殺到する人気商品だ。また、宮城では枝豆をすりつぶした「ずんだ」を餅にまぶして食べる“ずんだ餅”が有名だが、番組では餅ではない異色の“ずんだ○○”も登場。その食べ物とは?
■冬の観光名所が復活!「松島・カキ食べ放題」(宮城)
宮城・松島の名物といえばカキ。昨年の東日本大震災でカキの養殖業は大きな被害を受けたが、松島地区漁業組合となりにあるカキ食べ放題の「かき小屋」が土日祝日限定で復活した。大人3000円、50分間(人数制限有)カキが食べ放題。豪快にスコップで運ばれてくるカキの山に興奮すること間違いなし!
ほかにも番組では、1日では巡りきれない名品や名勝を「東北遺産プレゼンショー」と題して紹介。「世界の歌姫にそっくりな温泉・峩々温泉」「世界一癒される水族館・加茂水族館」など、東北の知られざるスポット&グルメが続々登場する。東北のすばらしいスポットを巡ることで、そして東北のおいしいものを食べることで、東北の復興に少しでも協力できたら…こんなすばらしい事はないはず! 東北、けっぱれ!(=仙台弁で頑張れの意味)【東京ウォーカー】