角川映画初の3D映画として話題の『劇場版テンペスト3D』が1月14日(土)より、沖縄で先行公開される(全国公開は1月28日[土])。それを記念して、アンドロイドのスマートフォンにデフォルト機能として備わっているライブ壁紙機能を利用したアプリ“テンペスト・バージョン”が、1か月だけ限定配信されることとなった。
この音楽ライブ壁紙は、沖縄カルチャーをwebマガジンを通して発信するPLANNING OFFICE Codaと、携帯電話やアパレルなどさまざまな分野のデザインを手掛ける株式会社DMFが進めるプロジェクト。「ライブ壁紙」機能を使い、テクノやヒーリングミュージックにアレンジされた琉球音楽と、琉球をモチーフにしたグラフィックを合わせたもので、昨年末から「琉球スピリチュアルドラコゴンシリーズ」と銘打ち、琉球サウンドと9つの龍をモチーフにした九龍神アートを全9種類リリース。全部集めると、1年間ドラゴンのご利益が得られるという縁起ものとしても人気を呼んでいる。それぞれに「癒やし」や「恋愛成就」などのご利益効果が期待できるというのも特徴的だ。
『劇場版テンペスト3D』でも象徴的にドラゴンが使われているということもあり、今回のコラボレーションが実現、公式ノベルティーとしてリリースされることとなった。制作されたコンテンツは、主人公・真鶴と孫寧温、真鶴と浅倉雅博を思わせる2龍神が天へと昇っていく迫力の3Dアート。琉球王国当時、冊封使の歓待のために首里城で演じられた組踊の楽曲としても名高い「瀧落し」のオルゴールアレンジのサウンドがその3Dアートを優しく包み込む、まさにテンペストにふさわしい格調高い作品に仕上がっている。
2012年の干支は「辰」で、“龍の國”沖縄から発信されるこの「琉球スピリチュアルドラコゴンシリーズ」。テンペストファンならずとも入手しておきたい、縁起もののコンテンツだ。【東京ウォーカー】
●『劇場版テンペスト3D』ストーリー
日本、中国、欧米列強の狭間で揺れ動く19世紀の琉球王国を舞台に、男として生きる運命を背負った女が繰り広げる波瀾万丈の物語。
出演:仲間由紀恵、谷原章介、塚本高史、高岡早紀、GACKT、奥田瑛二ほか
配給:角川映画
2012年1月28日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー/※1月14日(土)沖縄先行ロードショー