もうすぐバレンタインデーだが、好きな人にプレゼントを喜んでもらえる必勝法はあるのだろうか? 今回、2月14日のバレンタインデーを直前に、各世代の男女600人を対象に「2012年バレンタイン意識調査」を実施したところ、その答えが判明! 「絆」が重視される今年ならではの対策方法がわかった。
今回、森永製菓が20~40代前半の大学・専門学校生、社会人・主婦(男女計600人)を対象に行った「バレンタインとチョコレートに関する意識・実態調査」では、“男性が喜ぶチョコ”について調査。「男性がもらって嬉しいと思うチョコ」のトップは、「本命チョコ」(90.7%)となったが、続いて86.5%と多数の人が「日頃の感謝の気持ちや好意を伝える“やや本命より”のチョコ」が嬉しいと答えた。愛を告白するほどの大げさなものでなくても、「ありがとう」や「ちょっと好き」といった気持ちが含まれていると喜ばれるようだ。
そんななか、少し角度を変えて、男性に対し「結婚したいと思う女性」について聞いてみたところ、「明るい人」や「感謝の気持ちを伝えてくれる人」を押さえて、一番多く挙がった回答が「思いやりがある人」(83.3%)。「どんなチョコから“思いやりがある女性”という印象を受けるか」という質問では、「メッセージ付きのチョコ」が断トツのトップとなった。有名ブランドものやユニークなデザインのもの、デザイン性のあるものなど、毎年様々なチョコが注目を浴びるが、「高価でないチョコでも、渡す時に心のこもったメッセージが付いているチョコを贈る女性は好印象」という声が多かったのだ。
また同調査では、昨年と今年の結果を比較したところ、贈る数、相手などの面でも変化があったことが明らかに。今年は、昨年3月11日に起こった東日本大震災の影響もあってか、人とのつながりや絆の大切さを再認識した人も多いといわれており、そんななかで「チョコレートを贈る数が増えそう」と、5人に1人が答えたのだ。昨年よりチョコを贈る数が増える理由として、54.8%の人が「人付き合いを大切にしようと思うから」と回答。半数の人が「ちょっとした好意でも伝えたい気持ちが増えたから」と回答し、本命でも義理でもなく、「家族や友達に贈りたい」と考える人が増加している。
今回の結果から、今年のバレンタインに好きな人にチョコを贈る場合は、恋愛成就率アップの秘訣として、「好き」という気持ちをさりげなく込めた、温かいメッセージ付きのチョコを贈るのが良さそうだということが判明。また、今年の傾向としては、「絆」を確認する友達や家族間でのチョコ交換が活発になりそうだ。【東京ウォーカー】
■調査概要 調査期間:2011年12月17日~19日 対象:全国男女600人(大学生・専門学校生 男女各50人計100人+社会人・主婦20~24才、25~29才、30~34才、35~39才、40~44才男女各50人計500人)方法:インターネットによるアンケート回答方式(株式会社マクロミル)