生チョコには豪州ワイン!?チョコに合うワイン選び術
東京ウォーカー
ワインとチョコレート。定番と思われがちな組み合わせだが、実はこれが意外と難しい組み合わせなのだとか。バレンタインの日、彼女からもらったチョコレートに適当なワインを合わせたら、合わないどころか両方の味を損ねてしまう恐れも…。
そこで、総合ワインサイト「ワインアベニュー」で開催された「ワインとチョコレートのマリアージュ」で講師を務めワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン東京校」講師紫貴さんに、タイプ別で「チョコレートに合うワイン」を聞いてみた。
まず一番人気の生チョコにあるのはどんなワインでしょう?
「生チョコやミルクチョコのように甘いチョコレートには、果実味豊かなオーストラリアやアメリカ産のワインがよく合います」。オーストラリアやアメリカのワインは熟成させる樽がヨーロッパとは違うことから、実はバニラの風味が強い。バニラの風味のワインと、ミルクのチョコレートは好相性をもたらすという訳だ。「チェリーボンボンなど、果実の入ったチョコレートもこちらに合うでしょう」とのことだ。
それでは苦味のあるビターチョコレートに合うワインは?
「渋みの強い赤ワインで、渋みと苦味のハーモニーを楽しんでください」との答えが返ってきた。想像するだけで苦そうだが、両方の魅力を引き立て合うベストな組み合わせ。大人なチョコレートをもらったら、渋めのワインでクールにキメよう。
最後にヨーロッパに伝わる王道の組み合わせがこちら!
チョコレートのどっしりとした甘味が特徴のケーキ・ガトーショコラとフランスの甘口ワイン・バニュルスだ。「古くから伝統的に親しまれてきた組み合わせです」と紫貴さんが話すように、ヨーロッパで長く愛されている伝統の味を楽しんでもいいかも。
バレンタインの日、彼女にチョコレートをもらったら、それにぴったりのワインを選んでみて。一緒に乾杯すれば、素敵な夜になること間違いなしだ。【東京ウォーカー/白石知沙】
この記事の画像一覧(全4枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!