現代日本を代表する芸術家として国際的に活躍する草間彌生(くさまやよい)。大阪の国立国際美術館で開催中の「草間彌生 永遠の永遠の永遠」では、最新の創作活動を見ることができる。
中でも注目なのは、世界初公開となる作品たち。2009年から取り組んできたシリーズ「わが永遠の魂」から、何と47点の新作が公開されているのだ。「果てしない人間の一生」(2010年)や「強迫」(2011年)など、色彩豊かな作品に期待して。
ほか、2004年から3年かけて描き上げたというモノクロのドローイングを元にしたシルクスクリーン作品「愛はとこしえ」シリーズの展示や、今回の展覧会が初公開となる「大いなる巨大な南瓜」(2011年)など、彫刻作品の展示も。会場入口も水玉になるなど、ファンから芸術分野に明るくない人まで幅広く楽しめる内容だ。
同展は4月8日(日)まで開催。「今もなお、驚異的な創作意欲を持って作品を制作し続けている草間彌生の、その希有な才能の最先端の挑戦をご覧ください。今までに見たことのない作品に出会えます」と話すのは、同展広報の西村紗恵子さん。魅力的な草間ワールドを体感して。【詳細は関西ウォーカー1月4日発売号に掲載】