愛知県三河地方のラーメン店で、豚の味噌漬けをのせた新ご当地ラーメンが販売されている。岡崎発三河流まぜそば会が地元の美容院MJの提案を受けて開発したもの。名産である味噌にこだわり、食べ進むうちにスープが醤油味から味噌味に変わる劇的な一杯だ。
つけめん舎 一輝(岡崎市)で食べられる「三河ラーメンMJ」(800円)は、醤油味のスープに濃厚な豚の味噌漬けをトッピング。モチモチとした太麺やモヤシにも味噌味が徐々に絡んで、うま味が濃厚になる。
ポイントの味噌漬けは、豚の肩ロース肉を赤味噌やニンニク、みりんなどで作った特製タレに1~2日漬け込んだもので、注文が入ってから焼いてのせる。香ばしい豚肉は、モヤシと一緒に食べてもうまい。
味の変化にも注目を。まず最初は醤油スープ。背脂のコクとうま味が加わり、しっかりとした骨太の味わいだ。徐々に豚の味噌漬けがスープにしみ込んで味噌味に。意外にもさっぱりとした味になる。
「三河を代表するラーメンとしてこれからもどんどん進化させ、赤味噌の可能性をもっと広げていきたいですね」と岡崎発三河流まぜそば会会長の杉浦正崇さん。販売は2012年6/30(土)までの予定。ぜひ味わってみよう。【B級ご当地グルメウォーカー東海に掲載】