お風呂アイドルにマジシャンも!スパのエンタメ化が止まらない!!

東京ウォーカー(全国版)

ゆったりと湯に浸かるだけで癒されるスパや銭湯。そんな街中のスパが激変中。歌を歌うアイドルに会えたり、銭湯で無料のマジックショーが見られるなど、エンタメ化が進んでいる。

AKB48ならぬ“OFR(オフロ)48”がいるのは「天然温泉 花咲の湯 HANASAKI SPA」。前代未聞のお風呂アイドルの正体は、全員が温浴施設で働くスタッフだ。昨年11月26日の“お風呂の日”には、14人が参加した1stシングル「お客様はハダカです」を発売。店舗でライブを行っているほか、毎月第三水曜日には、秋葉原のワンフェスカフェで定期イベントも開催している。お店で働くアイドルたちにときめこう。

入浴料のみでマジックショーが楽しめるのは中野の「昭和浴場」。オーナーのタジマジックさんは、アメリカ・ニューズウィーク誌でも特集され、年間600ステージをこなす凄腕マジシャン。そんなマジックが、事前の電話確認のみで楽しめるというのだから驚きだ。約3000種類あるマジックは、思ったカードを当てたり、お札を瞬間移動させたりと変幻自在。神技をぜひ体験してみて。

マッチョスタッフ「熱波隊」がサウナ内でロウリュサービスを行うのは「THE SPA 西新井」。ロウリュとは、サウナ発祥の地・フィンランドで生まれた熱気浴を起源とするもの。熱い石にアロマ液をかけて生まれた蒸気を、タオルで猛烈に熱い風にして客に送るサービスなのだが、同店のロウリュは手拍子や掛け声付きでまさに迫力たっぷり。マッチョなスタッフたちが、最高90度を超えるサウナ内でタオルを振り下ろし、大声を出す姿はまさに壮観。決まった掛け声を掛け合って、アツく楽しもう。

アイドルやマジックショー、マッチョなサービスと、まさに独自のエンタメ路線へと突き進む街中のスパ&銭湯。料金はどこも1000円以下と、リーズナブルなのも嬉しい限りだ。癒されるだけではない、最新エンタメスパへ行ってみて。【詳細は東京ウォーカー1月6日発売号に掲載】

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