震災による飲料需要も影響 アサヒ飲料が過去最大の売り上げに

東京ウォーカー(全国版)

2月6日(月)、都内で「アサヒ 十六茶」の新商品&新CM記者発表会が開催された。同商品は発売から20年目を迎えるが、売り上げは2年連続、前年を上回る好調ぶりだ。今回から原材料に発芽玄米としいたけを採用し、ペットボトルは600mlの増量タイプを展開するなど、今年度も売り上げアップを目指して様々な施策を講じるという。

「アサヒ 十六茶」は1993年に発売され、ブレンド茶のパイオニアとしてロングセラーブランドに。16種類の素材を使用し、“味わい”と“健康感”を追求してきた。そんななか、同社が行った調査では、今後、無糖茶のメインユーザーとなる20・30代は「すっきりとした味わい」を求めていることが判明。リニューアル商品は、渋味が少なく、旨味、香ばしさを向上させたものにしようと、今回から原材料に発芽玄米としいたけを採用している。ゴクゴク飲めるようにとペットボトルは600mlの増量タイプを展開する。

アサヒ飲料は昨年、東日本大震災などによる飲料需要もあり、1億7205万箱と過去最大の売り上げを記録した。ほぼ全てのブランドで販売数量増となり、全体では9年連続で売り上げをアップさせている。また「アサヒ 十六茶」の2011年の販売数量は、前年比112%(1840万箱)で、2年連続前年を上回るほど好調。今年はテレビCMを中心に、メディアを活用した積極的な広告活動を行うことで1870万箱の販売を目指す。【東京ウォーカー】

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