日本時間2月13日(月)、第54回グラミー賞の授賞式が米ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催され、目下、アデルの主要部門3冠でも話題になっているが、日本人絡みの受賞情報が入ってきた。
アメリカ出身のメゾ・ソプラノ歌手であるジョイス・ディドナート(Joyce DiDonato)のアルバム「Diva Divo」が、最優秀クラシック・ヴォーカル・ソロ(Best Classical Vocal Solo)を受賞。EMI傘下のヴァージン・クラシックスから2011年1月に発売されたこの作品は、日本の指揮者である大野和士がリヨン・オペラ座管弦楽団&合唱団を指揮し、ジョイス・ディドナートがメゾ・ソプラノを務めた2010年9月のリヨン国立管弦楽団オーディトリアムでの公演を録音したものだ。タイトル「Diva Divo」及びCDのジャケット写真が示すように、ジョイス・ディドナートが男性役と女性役を歌い分けた意欲作。日本国内ではヨーロッパからの輸入盤が入手可能だ。【東京ウォーカー】