2/18に大阪市内で映画「ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター」の公開を記念したPR会見が行われ、主演女優の黒木 瞳、木村多江、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の“しずちゃん”こと山崎静代が登壇した。
本作品は五十嵐貴久のベストセラー青春小説「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」を完全映画化した作品で、ひょんな事から出逢った4人の中年女たちがロックバンドを結成し、一夜限りのコンサートを挑むというストーリー。
今回、友坂かおり役で初めて活発なキャラクターに挑戦した木村は「こういう跳ねた役を演じたことがなかったので、不安な気持ちもありましたけど、一歩踏み出す勇気を持った彼女に憧れますね」と役への思い入れもひとしお。主婦の立花雪美役を演じたしずちゃんは「主婦は未経験で、恋愛もそこまで経験がないので、演じるのが難しかった。パートナーを相方で想像してみたんですが、やっぱり気持ち悪いなと思いましたね(笑)」と相方の山ちゃんをネタに持ち出し、報道陣から爆笑を誘う一幕も。そして、本作品の肝であるバンドシーンの撮影について話が移ると「撮影の3か月前から楽器をもらって、それぞれ仕事の合間を縫って(レッスンの)先生とマンツーマンで練習しました」と黒木が万全の態勢で撮影に挑んだことを明かした。
会見の最後には、ボクシングのオリンピック代表を目指して邁進するしずちゃんに「オリンピックにぜひ出てほしい!」と黒木から力強いエールが贈られた。
女性のみならず男性も熱くさせてくれる作品「ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター」はTOHOシネマズ西宮ほかにて絶賛上映中。
【関西ウォーカー編集部/近藤智樹】