きゃりー初の単独ライブ。80年代アイドル風衣装で新曲披露

東京ウォーカー(全国版)

メジャーデビュー以来、破竹の勢いで快進撃を続けているきゃりーぱみゅぱみゅ。1月11日に発売した1stシングル「つけまつける」がiTunesStore エレクトロニックソングチャートのフィンランド1位やベルギー3位、アメリカの同エレクトロニックアルバムチャートでは邦楽アーティスト史上最高位の2位にチャートインし、ロングヒットを記録する中、きゃりー初の単独ライブ「もしもしクワトロ」が2月25日に渋谷クラブクアトロにて開催された。

このライブのチケットは一般発売後30秒でソールドアウトしたプレミアムライブ。約800人の観客の熱気であふれかえった会場にセットされた白い幕に、きゃりーぱみゅぱみゅのオープニング映像が映し出されるやいなや、会場からは「かわいいー!」「きゃりー!」など、きゃりーの登場を待ちきれない観客から歓声があがった。

オープニング映像が終わると、「PONPONPON」のプロモーションビデオと同じ衣装で4人のダンサーを引き連れたきゃりーが登場。舞台セットはベットや木馬、ケーキやぬいぐるみなどであふれかえり、きゃりーの部屋を意識した演出に。オープニングから、既に観客のテンションはMAX状態の中、「もしもし原宿」に収録する楽曲や、この日のライブのためにプロデューサーの中田ヤスタカが制作した楽曲を、4回の衣装チェンジを交えながら披露、盛り上がりは最高潮を迎えた。

「今日の最後の曲になります」と「つけまつける」を紹介、会場から「えええ」との声に「まだ曲が少ないんですよ(涙)。これからいっぱい曲を出してきます!」と抱負を語った。そして、鳴り止まぬ拍手の中、アンコールで4月4日に発売予定の新曲「CANDY CANDY」を初披露。今回の衣装はスパンコールのセーラー服にウレタンで作成したスカート。この衣装のことをきゃりーは「お洒落でおっちょこちょいな魔女っ娘アイドル風の衣装です!」と紹介した。

初の単独公演ということもあり、これまでのライブパフォーマンスよりも、さらにスケール感と壮大感が増した、華やかなライブ。会場に集まった約800人の大歓声を浴びながら全13曲を歌い上げ、大成功で幕を閉じた。

前作同様、きゃりーぱみゅぱみゅワールドが大爆発した「CANDY CANDY」は、江崎グリコ「BREO」のタイアップも決定しており、4月4日のCDリリースを前に着うた配信がスタート(2月26日より)。6月2日には、自身初となるワンマンライブツアーがスタートする。今後もきゃりーぱみゅぱみゅから目が離せない!【東京ウォーカー】

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