肉食系とも相性抜群! 無糖茶に“ラテンなニューフェイス”が登場

東京ウォーカー

コカ・コーラシステムでは、3月19日(月)にお茶系飲料の新商品「太陽のマテ茶」を全国発売する。緑茶や烏龍茶に続く、無糖茶系の新ジャンルとして展開される見込みだ。メーカー小売希望価格は、500mlペットボトルが147円、2lペットボトルが326円、280mlペットボトルが120円。

マテ茶とは、南米のパラグアイやブラジル、アルゼンチンなどが原産の伝統茶のこと。この地域に生育する「ジェルバ・マテ」という、モチノキ科の常緑樹の葉と枝を乾燥させて生産される。ブラジルやウルグアイなどでも日常的に飲まれており、コーヒー、紅茶と並ぶ“世界三大飲料”とも呼ばれている。これまで日本でも、一部のお茶専門店や南米料理店などで取り扱われてきたが、大規模な商品展開は「太陽のマテ茶」が初めてとなる。

マテ茶が南米諸国で愛飲されてきた大きな理由として、レタスの約25倍の食物繊維を含むなど、「飲むサラダ」とたとえられるほどの高い栄養素と、肉食との相性の良さが挙げられる。南米諸国は、牛肉の消費量が日本人の3、4倍といわれており、その点でマテ茶は肉食で不足しがちなポリフェノールを、ワインの約1.5倍、緑茶の約3倍含み、野菜と比較しても遜色ない含有量を誇っている。さらには、カルシウムを緑茶や烏龍茶の2倍以上、マグネシウムを約1.7倍含むほか、鉄、マンガン、亜鉛なども豊富で、南米人の健康を支えているのだ(※データは日本マテ茶協会調べ)。

今回発売される商品はペットボトル飲料のため、成分は一概に同じとはいえないが、マテ茶を原料に使っている飲料は、肉食化傾向が進みつつある日本人の食生活にも適しているといえるだろう。気になるのはその味だが、マテ茶の中でも日本人の味覚に合いやすいとされる焙煎茶葉を使用しており、さっぱりとした飲み口と程良い香ばしさが特徴。緑茶のように自然と飲める味わいに仕上がっている。

南米生まれの新飲料で、元気なラテンパワーを手に入れてみては!【東京ウォーカー】

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