中田ヤスタカを筆頭に、ダンスミュージックやテクノポップの楽曲で耳にする“デジタル”な歌声を、手軽に疑似体験できるユニークなグッズがセンチュリーから登場した。白箱.comで販売されている「エンタメカラオケマイク」(2980円/各3種)だ。
同商品は、付属されたマイクで集音した声にエフェクト効果を加え、本体のスピーカーなどから発声(=出力)させる、イヤフォン端子とUSB端子を搭載したボイスチェンジャー。これまでに、ギターやドラムの新作が続々と登場している人気商品「ペーパージャムズシリーズ」のボーカル版だ。
基本エフェクトは、歌の音程を補正する「パーフェクトピッチ」、バラード曲に効果絶大の「ビブラート」のほか、「コーラス」「ハーモニー」「メロディーマッチ」の5種類。これらのエフェクトは組み合わせることも可能で、30パターンの変化が楽しめる。本体には、最大3曲分の音楽ファイル(MP3、M4A)をメモリー可能で、自分の好きな曲に合わせてボイスエフェクトをかけて歌うことができる。
バンドブームを経験し、激しい曲ばかりをコピーしてきた記者の酒焼けした歌声が一体どう変化するのか。選曲はあえて「T-ara」の“Bo Peep Bo Peep”に決定! この楽曲に効果的な「ビブラート」「コーラス」にチェックを入れて、勇気をふりしぼりマイクでフレーズを歌ってみた。
すると、浮遊感が心地よい、あの“デジ声”にはっきりと変化して聞こえるのだ! さすがに、かわいらしい“萌え感”までを表現することは、アラフォー世代の男子には厳しいが、声のトーンを上げるヤル気次第で「T-ara」っぽさを伝えることができるクオリティーを感じた。さらに、5種類のエフェクト機能を組み合わせることで“石川さゆり風”や“AKB48風”の多彩な30種類のボイスパターンが楽しめるので、時間を忘れてボイスチェンジにハマってしまった。
持ち運びに便利な電池式なので、パーティーや花見の宴会などに持ち出して、盛り上げグッズとしても活躍してくれそうな「エンタメカラオケマイク」。みんなの前で披露する前に、流行の“ひとりカラオケ”で思い切りボイスチェンジして歌ってみよう!【東京ウォーカー】