旅行のクチコミサイト フォートラベルが東京スカイツリーに関するアンケートを実施。展望台へはの入場料は、平均価格1380円が適正との調査結果がでた。
スカイツリーの展望台については「料金が高い」という声もよく聞かれる。当日購入で大人1人当たりの料金を見てみると、高さ350mの天望デッキまでは2000円、高さ450mの天望回廊まで上るさらに1000円追加となり合計3000円が必要となる。
そこで、「スカイツリー展望台(高さ450mの天望回廊まで)の入場料はいくらが適正か?」を聞いたところ、平均価格は1380円となり、実際の入場料の半額以下という結果になった。また「天望回廊(450m)まで上りたい」と答えた人(31.1%)の平均価格は1699円、「天望デッキ(350m)まで上りたい」と答えた人(3.6%)の平均価格は1689円。一方で「そもそも興味がない」と答えた人(25.7%)の平均価格は1008円となった。
参考までに、全国の展望施設の入場料を見てみると、東京タワー(333m)の大展望台+特別展望台の価格は1420円。日本一高い高層ビルの横浜ランドマークタワー(296m)の展望台スカイガーデンは1000円。その他、全国のタワー・展望施設の入場料は500円から1000円台が多いことから、今回のスカイツリーの1380円という結果は、現在国内にある展望施設の入場料の相場に見合った額とも言えるが、スカイツリーの高さは東京タワーの約2倍あり、日本で一番高い。そのプレミア感をどれだけ感じられるかが適正価格にも反映されているようだ。
開業の5月22日(火)に向けて、盛り上がりを見せている東京スカイツリーから今後も目が離せない。【東京ウォーカー】