歴史と文化あふれる美しい国・パキスタンのすべてを体感できるイベントが、3月24日(土)・25日(日)の2日間、代々木公園で開催される(入場無料)。
ステージではパキスタンより来日した人気ミュージシャンの演奏のほか、パキスタン風結婚式のデモンストレーション、民族衣装のファンションショー、ダンス・パフォーマンス、パキスタン人登山家によるトークショーなど多彩なプログラムを予定。日本ではなかなか見ることができない貴重なものばかりだ。
特別ゲストとしてタケカワユキヒデ氏の出演も決定、あの名曲が聴けるかもしれない。 また、首都圏のパキスタン料理店も多数出店し、カレーやシークカバブなどおなじみのものから、郷土色の強いものまでさまざまなメニューが楽しめるが、注目したいのは、今回のイベント内で提供されるのは、すべて「ハラル(イスラム教の戒律に沿って作られた食事)」だということ。アルコールの販売がないのもイスラム教の国のイベントならでは。子連れのお出かけにもオススメだ。
そして、ステージ・プログラムのひとつ、「ミスター・ハンサム・パキスタン・コンテスト」では、ただいま出場者を募集中。参加資格は13歳以上のパキスタン人だが、パキスタンの民族衣装を着ていれば日本人男性もエントリー可能。会場内には民族衣装のお店もあるので、当日調達して、そのままステージにあがってもOK! そもそもパキスタンにはイケメンが多いというウワサ(?)もあり、女性にとっては見逃せないコンテストとなりそう。
日本人にとっていまひとつなじみも薄く、悪い印象を持つ人も少なくないパキスタンだが、モヘンジョ・ダロなどの世界遺産に、トレッキングの名所が連なる山岳地帯、「風の谷」と呼ばれる風光明媚な地域もあり、実に自然豊かな、歴史的見どころの多い国である。今年は日本とパキスタンの国交が樹立して60周年ということもあり、お手ごろな観光ツアーも増えそうだが、まずはこの「パキスタン・バザール」でパキスタンの雰囲気を楽しんでみては。