「第4回沖縄国際映画祭」3日目となる3月26日、宜野湾市トロピカルビーチに設置されたビーチステージで、現在テレビ東京系で放送中の笑いと音楽が融合されたイベント「ダイナマイトバカソウル」が開催。ダイノジ、2700、天津木村、豊満乃風、皇帝心仙人、エハラマサヒロ、BIGMANG、COWCOW、品川庄司・庄司智春、サバンナ・八木真澄、ペナルティ・ワッキーらが“バカプレイヤー”として出演した。
軽快なリズムの曲に合わせて、アフロ頭のファンキーなダイノジ・大谷ノブ彦と、お馴染みのトラのセーターを着たダイノジ・大地洋輔が登場すると、会場のテンションは急上昇! 大地が「みんな立ってバカ騒ぎましょー!!」と叫ぶと、観客からは「イエーイ!」とノリの良い反応が。テレビ東京系でオンエアされているため、沖縄では放送されていない「バカソウル」だが、多くの観客が番組を知っていることがわかると、大谷は「うれしいねえ~」と満面の笑み。大谷が大地に向かって「似てますよね~、キム・ジョンウン」とキラーパスを送ると、会場から「エア キム・ジョンウンやってー!」との声が上がり、すかさず披露して笑いを取っていた。
続いて登場したのは、黒いスーツ姿の2700・八十島。小気味良いリズムの音楽に合わせて歌う八十島に続き、相方のツネがデニムショートパンツと素肌にデニムベストという衣装で颯爽と現れると、昨年のキングオブコントで一躍有名になった「右ひじ左ひじ交互に見て」のネタを披露。会場からは「キャー!!」と、ひと際大きな歓声が上がり、右ひじと左ひじを交互に見せるダンスに合わせて楽しそうに踊る観客も見られた。
次に登場したのはmckj。ラップに合わせて「H・A・G・E! H・A・G・E!」とあおると観客も「ハゲ!!」とノリノリで、「俺がなぜハゲの歌を歌うかというと…俺がハゲてるからー!」というmckjの自虐にも似た叫びが会場に響き渡ると、観客はさらにヒートアップ! さらに、身長が2m近くあるグランジ・五明拓弥、ニューロマンス・おにぎり、山田カントリー・浅井優の“巨人ユニット・BIGMANG”の3人が立ち上がり、音楽に合わせてジャンプすると、観客は圧倒された様子で釘付けになっていた。
また、COWCOW、ワッキー、庄司、八木の5人による「ギャグッパ!」では、ジェームス・ブラウンに扮したCOWCOW・山田與志が、ほかの4人に一発ギャグを振っていくコーナーを進行。八木が“5秒ムダ使い”をやると、ワッキーが「3秒くらいしかやってない!」と指摘。それを見ていた山田が、すかさず「沖縄タイムやから~」とフォローするなど、テンポの良い掛け合いに観客も笑いっぱなし! 続けて、COWCOW・多田健二が「笹アレルギーの沖縄ギャグやります。イーヤーサーサー!(嫌、笹!)」と、沖縄の伝統芸能「エイサー」の掛け声をアレンジしたギャグを披露すると、思いがけず飛び出した沖縄ネタに大喜びだった。
最後は、大地、デッカチャン、こりゃめでてーな・大江、どりあんず・平井による巨漢ユニット豊満乃風が“デブの祭り”だという「BBQの歌」を熱唱。観客たちがタオルを振り回したり、飛び上がったりと大騒ぎの中、出演者全員が再びステージに登場すると、会場のボルテージは最高潮に! 大谷が観客をあおると、大地はエアギターを披露してさらに盛り上げ、ビーチステージはいつの間にかライブ会場と化していた。【東京ウォーカー】