「第4回沖縄国際映画祭」3日目の3月26日、ビーチステージにて、TBS系で放送中のコント番組「パワー☆プリン」と、テレビ東京系の子ども向けバラエティー番組「ピラメキーノ」のコラボイベントが開催され、「パワー☆プリン」からは、2700、チョコレートプラネット、ジャングルポケット、パンサーらが、「ピラメキーノ」からは、はんにゃ、フルーツポンチが、それぞれ出演。「ピラメキーノ」ステージのゲストに、地元沖縄の芸人・スリムクラブを迎え、番組でおなじみのコントやスペシャルトークが繰り広げられた。
まずは「パワー☆プリン」のメンバーが登場。パンサー・向井慧が「『パワー☆プリン』は沖縄ではまだやっていないんですよね? 実際僕らのこと知っているという方~?」と問い掛けると、意外にも大勢の人が手を挙げた。さらにジャングルポケット・太田博久が「(今人気の)2700以外、知らないって方?」と禁断の質問をすると、かなりのお客さんが手を挙げるという事態に! それを見て少しショックを受けながらも、「マイナスから始まる方がちょうどいい!」と、前向きな発言をして観客を笑わせた。次にジャングルポケット・斉藤慎二が「どうも!松潤です!」と力強く言うと、似ても似つかぬ風貌に、会場からはブーイングの嵐が! 続いてチョコレートプラネット・長田庄平は、氷室京介のコスプレをして歩いた24日のレッドカーペットの様子について、「43回スベって、83回の“誰!? 誰!?”をいただきました」と悲しいエピソードを披露。2700・八十島弘行は「みんなツネ(相方)に“右ひじ、左ひじ”って言うけど、作っているのはオレだ! これだけは言いたい!」と必死にアピールしていた。
続いて、番組の3大コントキャラを紹介するコーナーで、過去のコントが大スクリーンに流れると、会場は大爆笑に包まれた。さらに、舞台を降りていた八十島が指揮者に扮した“やそしカンタービレ”のキャラで再登場すると、メンバーをマイクの前に集めて「上げて下げての歌 沖縄バージョン『あぎてぃさぎてぃの歌』」を披露。地元沖縄の人が多い会場では、お年寄りから小さな子どもまで一緒になって歌っていた。
次に「ピラメキーノ」のステージへ移り、歌のお兄さんの衣装を着けたはんにゃ、フルーツポンチが登場。黄色い声援が飛び交う中、はんにゃ・金田哲が「『ピラメキーノ』って知ってる? 東京でやっている子ども番組さ!」と紹介。そして、音楽に合わせて大人気の「ピラメキたいそう」を披露した。続いてペナルティ・ヒデの進行で、“っぽいストーリー団体戦”のゲームコーナーに突入。はんにゃチームとフルポンチームに分かれて、「誰が、どこで、誰と、何をしたっぽいな~」という文章を、面白く作れたチームが勝利するというゲームだ。勝敗の判定はお客さんのウケ度合い。はんにゃチームにはゲストのスリムクラブ、フルポンチームには、2700が加わり、ゲームがスタート。「ハリウッド映画で感動のストーリーっぽい話」と「沖縄の土産であるっぽいストーリー」というお題だったが、どちらも村上のオチがスベったため、勝利ははんにゃチームの手に渡った。
最後には、再び「パワー☆プリン」のメンバーが舞台に登場し、一緒に「ピラメキたいそう」を披露。金田が「みんな前においでよー!」と言うと、観客が舞台前に一気に押し寄せ、大盛り上がり! そして、村上が「実は『ピラメキーノ』、4月から…沖縄で放送…しません!」と、出演者全員がずっこけて終了した。沖縄では、4月から「パワー☆プリン」が放送開始する。現在人気急上昇中の芸人がメンバーだけに、今後の活躍にますます期待できそうだ。【東京ウォーカー】