観測率ほぼ100%!? 金環日食フライトのスゴイ中身

東京ウォーカー(全国版)

5月21日(月)の金環日食は、国内では25年ぶりに観測できる激レアな機会とあり、関連商品が続々登場している。中でもおもしろいのは航空機を利用し“雲の上から鑑賞する”観測ツアー。当日の天候に左右されないことから、ジャルパックが企画したツアーは既にほぼ満席に。3月29日には、「サッポロ 麦とホップ」のキャンペーンで“金環日食フライト”のプレゼントが発表されるなど、新たに話題となりそうだ。

金環日食フライトの最大の魅力は“地上が雨でも見られる”という点だろう。今回の日食は非常に条件がよく、日本の人口の約3分の2が観測できる計算になるというが、当然それも天候次第。曇りや雨になると非常に残念ながら観測できない可能性もある。

その点、雲の上の“フライト”ならば心配は無用。台風直後など、“ごく稀に”高度1万m以上でも厚い雲が停滞する場合があるとのことだが、ほぼ100%の確率で世紀のイベントを観測できるわけだ。また、大気の汚れや水蒸気などの影響もなく、澄んだ空気を通して観測できるのも魅力。さらに食が大きくなるにつれて眼下の景色が暗くなってゆく光景もさぞかしロマンチックだろう。

ジャルパックによると、カップルでの利用が目立つといい、羽田空港発・3時間弱のフライトが2人で7万2000円~7万8000円という価格設定にも関わらず窓際の席は売り切れ。クリアな“日食のリング”をふたりで楽しむ体験は“プライスレス”なのかもしれない。

ちなみに「サッポロ 麦とホップ」のキャンペーンは、ソラシドエアの協力で、羽田空港発の専用チャーター機を利用したツアーに50組100名を招待するというもの。羽田空港第2旅客ターミナル直結のホテルに前泊して備えるリッチな内容で、5月6日(日)正午まで専用キャンペーンサイトから応募できる。

前述のジャルパックでも「金婚式記念搭乗」「機上プロポーズカップル」を各1組2名招待するキャンペーンを4月16日(月)まで実施中だ。次回、日本で金環日食を観測できるのは2030年。激レアな機会を、思う存分“フライト”で楽しんでみては?【東京ウォーカー】

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