「関西ウォーカー」発有料セミナー「第1回ステハン会議（Stay hungry,Stay foolish. Forum）」が、大阪・梅田の「デジタルハリウッド大学大学院大阪サテライトキャンパス」にて、3/31に開催されました。
ゲストはイートアンド株式会社文野直樹代表取締役社長。「大阪王将」「太陽のトマト麺」など、数々の飲食店を成功させたその手腕を、たっぷり語っていただきました。例えば冷凍餃子では、メーカーでは思いつかない外食ならではのアイデアを実践し、「餃子のタレ」を付けることにより顧客のハートを掴み、さらに、餃子を入れているトレイに、焼く時にかける水の軽量メモリをつけ、誰でもパリッとしたおいしい餃子が焼ける工夫を凝らしたそう。さらに売場にも、路面店のイメージを大事にし、平棚に積んで発売。これにより爆発的に売れた大阪王将の冷凍餃子は、現在日本でシェアの25％以上を確保したとのこと。経営戦略から冷凍食品のパッケージのこだわりに至るまで、「そんなことまでしゃべっていいの？」な内容に、観覧席から拍手が贈られました。
セミナー後半では、フードコラムニストの門上武司さんを筆頭に、イートアンド株式会社マーケティング担当の室山加奈子さん、大阪電気通信大学の魚井宏高教授、関西ウォーカー・玉置泰紀編集長、マザー株式会社八十住孝代表取締役によるパネルディスカッションも開催。「関西の食」をテーマに、関西ならではのグルメ店の特徴や、今後関西に進出すると成功しそうなお店など、グルマンにはたまらないトークを展開！
懇親会では、フードクリエイターaroaさんによる料理が提供され、出来立ての焼きカレーなどを堪能。お腹も大満足のセミナーとなりました。
懇親会以外はUSTREAMによる生中継もされ、合計視聴者数1400名を突破！ 今後、第2回開催予定で企画は進行中なので、興味を持たれた方は次回ぜひご参加をよろしくお願いします！
【関西ウォーカー編集部/薮伸太郎】