お台場にこの夏、まるでSF映画の世界に入り込んだかのような施設が誕生する。現在リニューアル工事のため休館中の「東京ジョイポリス」が7月14日(土)、「デジタル」と「リアル」を融合させた“デジタリアル”をコンセプトに、グランドオープンするのだ。
「東京ジョイポリス」はセガが1996年にオープンさせた室内型のテーマパーク。現在は大規模なリニューアルに伴い休館中だが、今回、そのリニューアル後の内容が判明した。
ゲームで培った「デジタル」と、アミューズメント施設の運営による「リアル」コンテンツ、同社の持つ2つのノウハウを詰め込んだコンテンツは、まさにSF映画の世界。実際の人間のアクターの動きに、デジタル映像が絡み合い、摩訶不思議な世界観を作り出す「デジタリアル ライブ ステージ」や、「デジタル」要素を盛り込んだ飲食スペースなど、いずれも他にはない趣向が満載なのだ。
「最新の映像表現で、ムーブメントになりつつある『プロジェクション・マッピング』を駆使したタイムイベントショーでは、リアルに存在するものに、現実ではありえない映像を付加することで、見たことのないシーンを演出します。“デジタリアル”の世界にご期待ください」(同社広報担当者)。
詳細はまだ公表されていないが、自分がいつの間にか映像世界に引き込まれるコンテンツや、驚きの“デジタル生物”を見ながらの食事などが予定されているという。
4月19日(木)には、実物大のガンダム立像を引っさげ「ダイバーシティ東京 プラザ」がオープンするなど、2012年に大きな変化があるお台場。現実とデジタルの融合を果たす「東京ジョイポリス」の誕生で、さらに勢いを増しそうだ。【東京ウォーカー】