海外からも大絶賛! こぼれない、倒れない、革命的なトレイ

九州ウォーカー

ワイングラスなど首部のあるグラス(ステムグラス)をトレイで運ぶ際、バランスをくずして中身をこぼしたり、グラスを転倒させたりした経験は、だれにでもあるのではないだろうか。かといって、手で持てる数には限りがあるし、両手もふさがってしまう。

そんな不満を解消してくれる斬新なトレイが、この“ステムグラストレー”。大分県でレストランを営む林 完造さんが「飲み物を出す時、グラスを倒さないよう気をつけるあまり、肝心のお客様へのサービスに集中できない」との思いから、みずから商品開発に取り組んだ。

ABS樹脂でできた円盤上のトレイは、植物の葉をモチーフにした柔らかいフォルムが目をひき、黒のカラーが上品な印象を与える。トレイの淵にカギ状の溝があり、そこにグラスの首部をはめ込んで固定する仕組み。真ん中の穴に親指を入れ、手前のくびれ部分に手首をあててバランスをとる。まるで、絵を描く時に使うパレットのイメージだ。重さはわずか380gと通常のトレイよりも軽いうえ、両面使えるため、左利き、右利きどちらのタイプにも対応する。もちろん、耐衝撃性や耐熱性に優れ、汚れても、ふくだけで簡単に落ちる。

また、船舶や列車、航空機など揺れが想定される場所でも抜群の安定性を発揮するなど、日本よりステムグラスの歴史が長い欧米諸国でも高く評価され、早くも高級食器メーカーやホテルなどからの問い合わせがあるという。

現在、3月中旬の一般発売に向けて、メールにて予約を受け付けている。1つ5000円(税込)。なお、ブラックのほかにシルバー製のタイプを開発中とのことで、こちらも近日、発売予定だ。

どんなシーンでも、こぼれない、倒れない、気にならない究極のトレイが、世界のサービスを変える!

【九州ウォーカー/飯尾 賢】

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