江戸の風情を存分に残しつつ、開業を控えたスカイツリーを間近で見られる浅草。ゴールデンウィークも数多くの観光客でごった返している同地で、“珍名物グルメ”を発見! 4月にオープンした「浅草文化観光センター」のカフェに、人形焼のシェイクや歌舞伎のクッキーなど、ユニークな“浅草スイーツ”が登場し、話題となっているのだ。
これらを提供しているカフェは観光センター8階に誕生した「みはらしや」。目玉となる「人形焼きシェイク」(750円)は、浅草名物の人形焼きがグラスの端に刺さったインパクト抜群のドリンクだ。ビジュアルのインパクトも手伝って、ゴールデンウィーク中もスイーツでは堂々の一番人気となっている。
また、おみやげとして人気となっているのが「江戸歌舞伎クッキー」(1枚550円)。浅草が歌舞伎発祥の地であることに由来したこのクッキー、浮世絵の絵柄は4種程度あり、どんどんと入れ替わっていく予定だという。
ドリンクは約20種で、スイーツは2種。ホットドッグやインポートブレッドなど、軽食も充実している。また、17時からは20種以上のお酒も楽しめる。
店内は、素朴な木のテーブル&チェアが置かれており、座席からはスカイツリーやアサヒビール「炎のオブジェ」が、カウンター席からは仲見世通りから浅草寺まで見渡せる。また、昼と夜ではガラッと雰囲気が変わるので、その時々の景色の変化を楽しめそう。併設された展望テラスからは隅田川も見渡せる。
営業時間は9:00~22:00で、ラストオーダーは21:00だ。もっとも混雑するのは14:00~18:00というので、その時間の前後をねらって行きたい。
ちなみに、この「浅草文化観光センター」は、有名建築家の隈研吾氏がデザインを手がけた斬新な外観。民家を積み重ねたような特徴ある姿ながら、浅草の下町情緒ともマッチしている新名所だ。地下1階から地上7階までの各フロアには、浅草の街の観光情報や浅草の歴史・文化が学べる施設が充実しているので、浅草観光の際には立ち寄ってみては?【東京ウォーカー】