デカイ&機能的!“男前弁当箱”の実体に迫る

東京ウォーカー

原油高、株の暴落、リストラ……。厳しい社会情勢が荒波のごとく、毎日を懸命に生きるサラリーマンの財布を襲っている。残された道は、自分の生活費を少しでも節約していくしかない! 生きる術を見出すべく世の男子たちが選択したのは「ランチも外食派から経済的な弁当派へ」。最近では、独身男子が自ら腕を振るう“弁当男子”が、オフィスなどで急増中だ。

そこで気になるのが弁当箱。料理に関して言えば、男の料理は味気なくても様になる。極端に言えば、“白メシ”に“梅干し”の“日の丸弁当”でも通用する。料理はソフト。ではハードにあたる弁当箱は? 中身よりも見た目を気にする昨今の男子諸君。果たしてどのような弁当箱を愛用しているのか?

「タイガーの魔法瓶型弁当箱は、昨年12月に1.8と2.3杯分の両タイプを併せて月間100個以上を売り上げました。売場にも男性1人のお客さんを頻繁に見るようになりましたね」と、東急ハンズ新宿店の弁当用品担当・山本久美子さん。男性に人気なのは、“米”がたくさん入る弁当箱のようだ。渋谷ロフト販売促進・林貴美さんは「冬はお弁当箱の需要が下がりますが、今期は前年比130〜140%と絶好調。お弁当箱フェア“ランチマーケット”を、今春も予定しています」と人気継続を予想する。

“料理=自己管理”。この世知辛い時代、受身の姿勢だとあっという間に喰われえてしまう! 21世紀を生き抜く男の代名詞に弁当という切り札は欠かせなくなりそうだ。【東京ウォーカー 4号「リアル男子にささる!デイリッチな新時代ギフト」特集より】

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