昨年末には全国No.1決定戦が開かれるなど、盛り上がりを見せる“ご当地アイドル”。“地元愛”を打ち出すことで、通常のアイドルより親しみやすいグループが多いのだが、九州ではコンビニに突撃して“ご当地唐揚げ”をPRするアイドルも登場。博多弁のかわいさと抜群の親しみやすさで、話題を呼びそうだ。
彼女たちは九州発のご当地アイドルグループLinQ(リンク)。グループ名は「Love in 九州」の略で、九州の良さを全国に発信することを目的に、毎週末劇場公演を中心とした活動を続けている。
今回、彼女たちが福岡・博多の名物を使ったローソンの「からあげクン」“博多明太マヨネーズ味”のレポートを敢行。新発売の商品を、コンビニに突撃して試食するという、ご当地アイドルならではの企画に同行取材した。
訪れたのはローソンプラス山王店。突撃したLinQの“くるみん”こと松村くるみと、“きしまゆ”こと岸田麻佑の二人は、スタートから実にハイテンションだ。
「いい匂いがしますね~。あ、これですね~。新商品のからあげクン博多明太マヨネーズ味は!」ときしまゆさん。くるみんも「めっちゃおいしそうやんっ!」とノリノリだ。早速、ぱくっ!とひと口。からあげクンは、マヨネーズフレーバーが人気だが、マヨネーズの“まろやかさ”と明太子の“ピリ辛”がなんとも相性がいいようで、「ピリッと辛い博多明太子と濃厚なマヨネーズが口の中でジュワッと広がる~」(きしまゆさん)と、後を引く味わいに早速夢中になったようだ。
「ん~~っ、バリうまっ! マヨネーズの味が口の中に広がったあと、ピリッと明太子の程よい辛みが広がって、すぐにもう一つ食べたくなるね~」ときしまゆさん。くるみんは「ぱくっ! うまっ(爆)! ほんとっ、美味しいよ~。これお父さんに、おつまみにマッチするよって薦めてあげたい!」。
ここからがご当地アイドルの本領発揮。からあげクンの試食を強引に(?)地元PRへとつなぎ始めた。「(これを食べたいのは)櫛田神社かな。福岡・博多といえば、山笠(祭り)! 山笠は櫛田神社から(追い山が)はじまるんですが、博多っ子の間では“お櫛田さん”と呼ばれ、親しまれている神社なんです」(きしまゆ)。「私は、LinQがライブを行ったことのある、キャナルシティで食べたい! キャナルの噴水を見ながら食べると、より美味しくて幸せな気分になる~」(くるみん)と、地元でなければわからないネタを堂々と繰り出してくるあたりがニクイ!
二人は、“病みつきになる味”と絶賛し、レッスン中という他のメンバーのお土産用に多数購入。「みなさんも、ぜひ一度ご賞味下さい! LinQメンバー“神推し”商品です!」と止めを刺していた。なお、LinQはタワーレコードのアイドル専門レーベルT-Palette Recordsより待望のファーストアルバム『Love in Qushu~LinQ 第一楽章~』をリリース。快進撃を続けているので、ぜひチェックしてみて。【福岡ウォーカー】