唐揚、とり天、鶏ハム! 奥深き九州”チキン料理”の世界

九州ウォーカー

宮崎地鶏や大分県中津の“からあげ”など、全国的にも有名な九州の鶏料理。唐揚の聖地化している大分県中津市など、最近ではますます注目を集めてきているが、今回はそんな九州の奥深き絶品チキンメニューの数々を紹介しよう。

数ある鶏料理のなかから、まず最初に紹介したいのは「からあげグランプリ」塩ダレ部門で2年連続最高金賞に輝いた「もり山」(大分県中津市)の骨なし・もも肉のからあげ(100g220円)。“中津からあげブーム”の火付け役にもなったこちらの商品は、ニンニクをブレンドした塩ダレにヤミツキになること間違いなしの人気メニュー。お店を訪れた際は、食べ応えのある骨付きもも(450円)も合わせて注文したいところだ。

続いては、塩とハーブで引き出した大人な味わいが特徴的な鶏ハム、シャンテキュレット(1150円前後)。フレンチの技法で作る鶏料理が人気の「ラ・ボヌール」(福岡県飯塚市)で食べられるこちらのメニューは、オリーブオイルをかけることで、また一味違う風味が堪能できる上品な一品。濃厚な味わいが楽しめるレバーペースト(1680円)も合わせて頼めば、より贅沢な気分に浸れるはずだ。

またこれら以外にも、「焼きとり 鉄砲」(福岡県久留米市)では柔らかくて肉汁たっぷりのつくね(140円)が、大分の郷土料理が食べられる「こつこつ庵」(大分県大分市)ではサクサク食感がたまらないとり天(630円)が、「ばあちゃん本舗」(宮崎県郡城市)では、ぷりぷりのスナズリを味噌に漬け込んだずりみそ(462円)が堪能できるようになっている。

さらに「東筑軒」(福岡県北九州市)では約90年の歴史を誇るかしわめしの駅弁(750円)が、「光林飯店」(佐賀県鳥栖市)では県産の麓どりを卵でとじた親子丼(577円)が、奄美大島の伝統料理が味わえる「新穂花」(鹿児島県鹿児島市)では、素朴な味わいが特徴的な奄美鶏飯(1200円)といったご飯物が食べられるのも見逃せないポイントだ。

旅行や出張で九州を訪れた際は、これらの店舗を巡礼して、極上チキンメニューの数々を思う存分堪能してほしい。【詳細は福岡ウォーカー5月号に掲載】

注目情報