先端までくっきり!東京スカイツリーが幻想的な初点灯

東京ウォーカー(全国版)

悪天候の中、強風の影響でエレベーターが一時停止するなど、開業初日からとにかく話題の「東京スカイツリー(R)」。暗闇に包まれる日没ごろ、開業後初の点灯が行われた。

隅田川をイメージした美しい水色のライティング「粋(いき)」がつくと、見物していた人からは自然に拍手が。強い雨の降る中、カメラや携帯電話を掲げ、初点灯を激写する人も多かった。

「近所に住んでいるのですが、試験点灯よりもずっと綺麗に見えますね。昼間は天気が悪くて一番上が見えなかったけど、ライトアップで見えるようになって嬉しい。感動です」と、点灯を見に来た本所吾妻橋に住む50代の女性が話してくれた。

女性の話す通り、開業セレモニーが行われた午前中には雲に隠れ、姿が見えなかった展望台から上の634m地点の先端部分も、ライトアップにより地上からでも見えるように。634mの新しいシンボルが、東京の夜空に浮かび上がった。塔体を覆う雲に水色のライトが反射し、天候が悪いからこその、幻想的な美しさを見せた。

タワーの下には、会社帰りのカップルの姿も多く見られた。夜の東京スカイツリーが、新しいデートスポットとして定着する日も近そうだ。

同タワーのライトアップは、今後も毎日見られる予定。2種類のライティングも見所で、“粋”のほか江戸紫をイメージした“雅(みやび)”も見られる。昼とはまったく違う顔を見せる夜の東京スカイツリーの姿は、一見の価値ありだ!【東京ウォーカー】

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