ドコモ関西支社は5/23、ハービス大ホールで｢2012夏モデル新商品新サービス発表会｣を開催した。会場のタッチ＆トライブースにはGALAXYSⅢやARROWS Xなどこの夏注目のスマートフォンやタブレットなどが展示され、人気を集めた。
今回発表されたスマートフォンはすべて最新OSのAndroid4.0を搭載。ネットを快適に楽しめるクロッシィ（Xi)対応機種が12機種、さらにスマホ向け放送局nottvに対応した機種がタブレットを含め5機種と充実、バッテリーも2011年冬春モデルに比べ約20％増量した。また、画面サイズも3インチ台から5インチ台まで、多彩なサイズを取りそろえ、用途やお好みに合わせて選べるのがうれしい。新機種は6月より順次発売される。
同社の徳広清志関西支社長は、拡大するスマートフォン市場について言及、2012年度はdocomo全体で1300万台、関西支社でも200万台以上の販売を目指すと意欲を語った。今年度はドコモクラウドを充実、人気の｢しゃべってコンシェル｣の機能拡充や、メールを英語、中国語、韓国語に翻訳してくれる｢メール翻訳コンシェル」、スマホで撮った写真を自動的にアップロードする｢フォトコレクション」なども提供される。dマーケットはマルチデバイス化するとともに「アニメストア」、「MUSICストア セレクション｣が追加され、一層楽しみが増える。
いま、夏キャンペーンとして8/31までdocomoの契約が10年以上のユーザーに｢ご愛顧10年 Xiスマホ割」を実施中。さらに関西独自のキャンペーンとして6/1から7/31まで、｢関西限定 Xiスマホ 家族でいっしょキャッシュバック」も実施する。これは期間中ファミリー割引に加入している家族で、docomoの携帯を複数台購入した場合、Xiスマートフォン1台あたり5250円をキャッシュバックするキャンペーン。この夏登場の新機種も対象となる。
また、開設から34万人が訪れた梅田、京都、神戸のスマートフォンラウンジは、同日1周年に伴い、最新サービス体験コーナーなどを改装リニューアル。夏モデル新商品も順次先行展示する。加えて関西エリア限定のサービスとして、関西のドコモショップ全323店舗でスマートフォン、iモードから順番予約ができるようになった。窓口の待ち状況や順番の予約とともに順番が近づいたことをメールで知らせてくれるサービスで、すでに3月より順次導入されており、利用者からは「待ち時間にほかの用事ができる」｢待ち時間が減った｣などと好評だ。
【取材・文】鳴川和代