“警察犬”といえば、シェパードやゴールデン・レトリバーといった大型犬のイメージが強いが、2011年、全国で初めてトイプードルの警察犬が誕生したのをご存知だろうか? この“かわいすぎる警察犬”の写真集「カリンとフーガ 日本初のプードル警察犬」(1260円/辰巳出版)が5月30日に全国発売され、早くも話題となっている。
「カリン」と「フーガ」は、昨年11月、鳥取県警察本部の嘱託警察犬に合格した全国初の“トイプードル警察犬”。プードル専門誌を出版する同社のスタッフが、たまたま彼らの活躍を紹介するニュースを見たことがきっかけで制作されたという同作は、2匹の仕事ぶりや訓練の様子を解説付きでわかりやすく紹介。プライベート秘蔵写真もふんだんに盛り込んだ全112ページのフォトブックになっている。
制作は、鳥取県警や2匹の飼い主、訓練士などの協力で進められ、撮影期間の3日間で撮った写真は2000枚以上。“警察犬”らしく、警察官の制服でキリッとした表情のフーガの横で、舌をべろ~んと伸ばし、とぼけた表情を見せるカリンの姿や、キュッと前足を曲げて見事なジャンプを決める訓練の様子、さらには、真っ赤なドレスに着替えたカリンがおすまし顔でイスにちょこんともたれ掛かる姿や仕事に打ち込む真剣な表情など、思わずギュッと抱きしめたくなるショットが満載だ。
「“お人形”のようなイメージが強いトイプードルが、警察犬として小さいながらも一生懸命に頑張る姿には驚きと感動があると思います。“プードルってカワイイのに凄いんだぞ!”ということを知ってもらえれば嬉しいです」と、話すのは編集担当の遠藤さん。
日本初の“かわいすぎる警察犬”カリンとフーガのすべてがわかる写真集は、全国の書店やアマゾンなどで販売中。小さい体で頑張る2匹の愛らしい姿に癒されてみては?【東京ウォーカー】