もう常識?約9割の女性が“おひとり様”を経験済み!

東京ウォーカー(全国版)

オシャレなバーで1人お酒を飲む…そんなシチュエーションに憧れていた女性も多いのでは? モッピーラボが全国の20~49歳の未婚女性900人を対象に「おひとり様に関する調査」を実施したところ、すでに約9割の女性が“おひとり様”経験者であることが分かった。

はじめに、「ひとりで入ったことのあるお店・娯楽」についての質問で、全体の13.6%が「ひとつもない」と答えた一方、「おひとり様の経験がある」と答えた人は、なんと86.4%。最も利用が多かったのは「カフェ」で、ふらりと入って本を読んだり、時間を潰したりと、1人の時間を気ままに楽しむ人が多いようだ。

また、店・娯楽別のおひとり様経験者を年代別で調べたところ、一番多かったのは「映画館」で、40代(50.0%)、30代(33.3%)、20代(20.7%)という結果に。同じくラーメン店も40代が最多で、年を重ねるにつれて1人での行動の頻度が高くなることが判明した。しかし、カラオケに関しては、20代(26.7%)、30代(18.0%)、40代(12.0%)と、比較的若い人たちが高い割合でおひとり様を楽しむ傾向があり、“ひとりカラオケ”は、若年層を中心に浸透しているようだ。

そんな結果をよそに、30代のおひとり様の約半数(44.7%)が出没しているのが「マンガ喫茶」だ。理由として考えられるのは、最近のマンガ喫茶によく見られる、“マンガ”に限らない軽食やドリンクバー、シャワーなどの充実したサービスの向上。店舗によってネイルサービスなどの嬉しいサービスが増えている点も、女性のおひとり様が増えている原因と言えそうだ。

一方、900人のうち“おひとり様”経験者である778人の女性に、その“きっかけ”を聞いたところ、52.4%が「ごく自然に」と回答。続いて「ひとりが好きだから」という意見が多かったが、うち恋人がいるのは13.9%に留まり、ちょっぴり切なさを感じる結果となった。

このほか、「ひとりで入ったことのあるお店・娯楽」を、恋人がいるか、いないかで比較してみると、映画館でのおひとり様経験者のうち、恋人がいる人が35.9%、いない人が45.0%となった。多くの映画館には“レディースデー”があるため、恋人がいてもいなくても、1人でも足を運びやすく十分楽しめる、というのが理由の1つに挙げられそうだ。

ビジネスシーンなどで多くの女性が活躍する中、おひとり様の時間は“自分だけの自由な時間”として、癒しやリフレッシュ方法のひとつとして考えられているのかも。恋人がいてもいなくても“おひとり様”が増えるのは、ごく自然なことなのかもしれない。【東京ウォーカー】

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