旬のパンクバンド4組によるイベント「SPACE SHOWER TV presents PunkSchool supported by AQUOS PHONE st」が5月28日、東京・渋谷WWWで開催。GLORY HILL、SECRET 7 LINE、SHIT HAPPENING、BUZZ THE BEARSが中高生、大学生を中心に無料招待された350人のオーディエンスを熱狂させた。
これは、パンクロックの魅力を楽しんでもらおうと、CSの音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」が新たに立ち上げたライブイベント。
若者の熱気が渦巻いた会場に、トップバッターとして4ピースバンドのSHIT HAPPENINGがステージに上がった。10代限定のフェス「閃光ライオット2009」でグランプリを獲得した彼らは、その後も精力的なライヴ活動を展開。この日のステージでもライヴハウス仕込みの、フレッシュさとタフさを兼ねそろえたパンク・チューンを全7曲披露した。
続いては、5月16日にメジャー・デビューしたばかりのGLORY HILLが登場。伸びやかでキャッチーなメロディーと躍動感溢れるビートが持ち味の彼らの楽曲は、まさにライブで真骨頂を発揮する。ステージから放たれる熱量も尋常じゃなく、この時点で早くも場内のテンションは最高潮に。オーディエンスとともに汗だくになりながら楽しそうに演奏する4人の姿は、メジャー・デビューしても変わることのない、バンドとしてのスタンスをはっきりと示している。そんな思いがヒシヒシと伝わってくる心のこもったステージとなった。
3番手として登場したのは、大阪・堺発の3ピースバンド、BUZZ THE BEARS。ザックリと荒々しいサウンドに乗せて、真摯なメッセージを歌い届ける彼らの楽曲には、聴き手の心を鼓舞するような“熱さ”と“優しさ”とが同居している。この日のライヴでも全8曲、“渾身”という言葉がピッタリと当てはまる圧巻のパフォーマンスを見せた。
そして、大トリのSECRET 7 LINEがステージに。この日も、軽快なツインヴォーカルと、ビシッと締まった力強くもしなやかな演奏でオーディエンスをグイグイと引き寄せる。そんな彼らの演奏に、観客も満面の笑みとモッシュ&シンガロングで応える。海外アーティストとの共演も多数務めてきた百戦錬磨のパフォーマンス。アンコールを含め全10曲、会場一体となり、まさに完全燃焼となった。
それぞれ異なるスタイルでパンクロックの魅力を存分にアピールした4バンド。このライブの模様が、6月16日(土)にスペースシャワーTVでオンエアされることとなった。また、6月7日にdocomoから発売された「docomo with series AQUOS PHONE st SH-07D」でも、ライブ映像と各バンドのコメントを配信中。4組のアツいパフォーマンスを通して、“パンクロックの今”を体感しよう。【東京ウォーカー】