ノースリーブタイプのGジャン、デニム生地の短パンという奇抜なスタイルに、「ワイルドだろぉ!」のセリフで一躍ブレークを果たしたお笑いタレント・スギちゃん。そんな彼の声を使ったアプリが誕生した。そのタイトルは、「スギちゃんのワイルドアラーム」(170円)。6月12日(火)にAndroid版がリリースされ、iPhone版も近日中に発売される予定。
スギちゃんは、1995年から芸能活動を開始し、2001年に結成したメカドックとして長らく活動していたが、2008年にコンビ解散後は「杉山えいじ」としてお笑いを続けてきた。そして昨年、今やこちらも売れっ子となった元お笑い芸人の占い師・ゲッターズ飯田の助言で「スギちゃん」に改名、その後に行われた「R-1グランプリ2012」で初の決勝進出を果たし、準優勝の結果を残した。
これまで、画面上に現れる言葉を押すとスギちゃんがしゃべる「スギちゃんのおせばしゃべ~る」、数字を押すとこちらもスギちゃんがしゃべる「スギちゃんのワイルド電卓」、無造作にスギちゃんの画像をタッチしてボイスを集めるというシンプルな「スギちゃんのワイルド・タッチ」を公認アプリとしてリリース。特に、「スギちゃんのおせばしゃべ~る」は、有料アプリで総合1位になったほどの人気を博した。
今回の「スギちゃんのワイルドアラーム」はスギちゃんの声を使用したスマートフォン向けアプリで、公認アプリとしては4作目となる。指定した時刻になると、コミカルに動くスギちゃんの写真とともに、「ワイルドだぜぇ!」という“スギちゃんボイス”が鳴り出すという仕掛け。ボイスの種類は4種類用意されている。時刻だけでなく、曜日設定、バイブレーション機能、二度寝防止に役立つ「スヌーズ機能」といったアラームとしての基本機能はしっかりと実装している。
用意されている4種類のボイスは、もちろん今回のアプリのために撮り下ろされたもの。「ワイルドだろぉ! 朝になったぜぇ!」とアノ絶妙なトーンでささやくバージョン、トランス系の音楽に「ワイルドだぜぇ!」のボイスを乗せたスペシャルリミックスバージョンなども収録されている。
さらに、アラームを止めるのにも細かい工夫が。「単にストップボタンを押すだけでは二度寝しちゃう」という人のために、スマートフォンを“ワイルド”にシェイクする方法、そして、15枚のパネルをスライドさせてスギちゃんの画像を完成させる「スライドパズル」、8組の絵柄を使用した「神経衰弱」、そして、「占い」をモチーフにしたゲームの3種類のミニゲームをクリアしないとアラームが止まらないという機能もプラスした(シェイクとミニゲームは後日実装予定。近日中に無料バージョンアップにより対応)。
1日のスタートをスギちゃんのアノ絶妙なトーンで! ファンならずともクセになりそうなアプリがまたまた誕生した。スギちゃんの勢いはまだまだ止まらない!【東京ウォーカー】